今回の場合は引っ越しをした後ということがポイントのひとつといるのかもしれません。引っ越し前には見られなかった状況ですから、環境の変化によってうさちゃんの過ごし方にこれまでとの違いが見られている可能性は考えられると思います。引っ越し後のうさちゃんを取り巻く環境全体も見渡してみましょう。不安という言葉もありましたので、うさちゃんがそう感じるような状況があるならば、安心できる環境になるよう環境を整えることでも変化が見られるのかもしれません。優しく声をかけて不安を取り除いてあげることも大事です。また設置しているトイレの使い方も確認してみてください。トイレを使いながらなのか、それともトイレを全く使っていないのか、おしっこはどうしているのかなども確認してください。環境が変わったことでケージ内の縄張りの使い方が変わっているならば、改めてトイレの場所を認識してもらえるように誘導してみることもできます。どんな場面で糞をたくさんしているのかも確認してみましょう。食べながら排泄することも少なくないですので、フード入れや牧草入れの近くならば、トイレの場所とそれらの位置関係を見直してみることもできます。そして、６歳という年齢は高齢とはいえませんが、年齢を重ねてきている時期です。環境の変化と体の変化などから、トイレを使わなくなってきていることも考えられますので、その場合も与えているトイレの使い方を振り返ることが必要です。トイレを使うことを見せないならば、トイレの見直しをしながらうさちゃんの反応を探ってみてください。今のうさちゃんが好むような環境になるよう試行錯誤いただくこともできると思います。そして体が汚れやすい環境でもあると思います。汚れていないか確認しながら、場合によってはケアも必要ですので、うさちゃんの体のチェックも忘れずに行いましょう。排泄物の状態やうさちゃんの様子に不安がある時には、獣医師に診ていただくことも必要ですので、引っ越し先で診ていただける獣医師も事前にチェックしておくこともおすすめいたします。