うっ滞を繰り返す様子の原因が見えてきた部分があっても、まだ水を積極的に取り込んでもらえる状況が生まれていませんので、飼い主さんも心配でいらっしゃると思います。電解質を効率よく補うことができる粉末飲料をうさちゃんが飲んでくれる様子があったようですが、こちらはあくまでもいざという時の水分補給です。ただ、かかりつけの獣医師にもこちらの件をお伝えいただきたいと思います。こちらのうさちゃんがほとんど水分を摂取できていない状況ですので、どの程度まで与えられるのかをご確認いただくことがよいと思います。脱水症状を引き起こしかねない状況ともうかがえますので、ぜひ一度ご確認ください。カルシウムという単語もでてきておりますので、こちらのうさちゃんが摂取する栄養成分をより制限しなければいけない状況であるならば、食事内容全体からより明確な与え方や量を教えていただきましょう。そして、給水ボトルと器でも与えていらっしゃいますが、うさちゃんが飲みやすい環境であるかとい点も今一度ご確認いただきたいと思います。給水ボトルの場合は、水が出にくい状況がないか、設置場所や高さなど今のうさちゃんに合っているのか、器の場合は大きさや高さなどうさちゃんに合っているかということを観察いただきたいと思います。衛生面を保つことができているのかという点も振り返っていただくことは大事です。暑い時期には冷たいということでもうさちゃんが興味を示してくれることもありますので、氷を入れてみていただくことも試してみてください。また野菜については、食べていたキャベツにも興味を示してくれないようですが、他の葉野菜ではどうかということも試してみていただきたいと思います。うさちゃんも成長を重ねていますし、体調によっても好みが変わることもあります。また特に野菜類はその時で香りや味が違っていますので、うさちゃんの今の好みのものに出合うことで、食べ進めてくれるのではないかと思います。野菜についても栄養成分をみながら、こちらのうさちゃんにはどんなものならよいのかということをかかりつけの獣医師にご確認いただきながら、なんとか水分をとってもらえる環境を一緒に見つけていただきましょう。