抱っこの練習について
生後3カ月ちょっとのネザ-ランドドワ-フを飼い始めて一週間がたちます。お迎え初日はケ-ジ内でじっとしていましたが、3日目から家の環境にも慣れてきたようで手を近づけたり撫でたりしていますが、怖がっている様子はなさそうです。そのため、4日目からケ-ジ外に出すときに持ち上げたりして、抱っこに慣れる練習を始めました。外に出すときも最初はバタバタしていましたが、一瞬だけで怖くないのか今では大人しく持ち上げさせてくれます。ですが、持ち上げて膝に乗せると暴れだすのです。背中とお尻を支える手をすり抜けて逃げてしまいます…。昨日は暴れ始めても離さないよう、背中とお尻を支えて、私のお腹にぴったりくっつけてみました。すると一瞬大人しくなった後、キュゥキュウと高い声で鳴き始め、また暴れ始め逃げてしまいました。今日も同じく抱っこをしようとすると、キュウキュウという鳴き声。暴れて逃走…。高い鳴き声を出すということは苦しいか、相当嫌がっているのだと感じています。まだ早かったのかな…。暴れて逃げてしまった後は近付かずにそっとしておくのがいいか、撫でてごめんねと言った方がいいのかどうするのが正解でしょうか…。また、抱っこの練習は、最初鳴くほど嫌がっていても少しずつ慣れていくのでしょうか?
お迎えした環境にも慣れてきている様子のようです。抱っこでケージの外に出してあげる行為は、実践を兼ねていることがあり、抱っこの先に外に出られるというご褒美がありますので、うさちゃんにも理解してもらいやすい状況です。本来うさちゃんにとっては、抱っこされることは捕まえられることですので、本能から苦手なことです。その点を飼い主さんも受け止めていただくことは大切なことです。抱き上げることを受け入れてくれているうさちゃんですので、体を触らせてくれない子もいる中で一段階をクリアできています。抱っこの先に体のチェックがあったり、グルーミングがあるなどをこの先覚えてもらうことになりますので、抱っこすることだけを繰り返すのではなく、必要性があるから抱っこされているということを理解してもらえる環境を作っていただくことになるようです。そしてその先にもご褒美となることを与えていただくことで、うさちゃんも納得してくれるようになります。嫌がっている様子があり、暴れて逃げるということが繰り返されていますので、今後嫌がれば逃げられるとうさちゃんが認識してしまう可能性もあります。長く抱っこすることがよいのではなく、たとえ短い時間でもよいので、うさちゃんから逃げ出すのではなく飼い主さんの意思で放してあげられるように対応いただくことを目指していただきたいと思います。お迎えしたばかりでうさちゃんも飼い主さんや与えられている環境を観察している時期です。飼い主さんとの信頼関係などにも影響してくることもありますので、あまり急がずにうさちゃんのペースも見ながら対応いただくことは大事なことだと思います。嫌がって逃げた時は、飼い主さんを警戒していると考えられますので、近寄ったりさらに触れようとするとより逃げてしまう様子があるのではないでしょうか。ケージの外でうさちゃんがどう過ごしているのかを観察いただきながら、様子を見て接してあげることがよいと思います。警戒心が感じられるときは、そっとしてあげるほうがよいと思います。抱っこはうさちゃんと一緒に暮らす上では必要不可欠なものですが、うさちゃんの気持ちも受け止めていただきながら、焦らずにチャレンジしていただきたいと思います。基本はやはり抱っこは苦手だといえることですが、飼い主さんが抱っこのコツをつかむなどで上達することでもうさちゃんが見せる反応が違ってくるようになりますので、うさちゃんの体のどの部分を支えてあげると安定するのか、ぬいぐるみなどを使って練習することなどもお勧めしております。
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