飼い主の感情に敏感な反応を見せる
生後8ヶ月になるメスのミニウサギを飼っています。ある日、いつも通り部屋で自由に遊ばせていた時、齧ってはいけないものを何度も齧ったり、トイレ以外で何度もトイレをしたりと粗相が重なりました。その時私は怒って思いっきり床を叩いてしまいました。うさぎはとてもビックリしていて、キョトンとしていました。うさぎが何かを齧るのは本能で、トイレを覚える時間には個人差があると知っているのに感情的に怒ってしまいました。そんな自分が情けなくなって、涙が出てきました。部屋の隅で泣いていると、うさぎが今まで見た事もない速さで部屋中を走り回り、足ダンをし、普段行かないように設けてある柵を飛び越し、ベッドから飛び降り、毛布の中に埋もれて止まりました。きっと、パニック状態だったのだと思います。毛布に埋もれたうさぎを撫でて泣きながら「ごめんね、ごめんね」と繰り返すことしかできませんでした。それでも鼻息はどんどん荒くなり、また走り回って足ダンをしていたので、一旦部屋を出ました。3分程後、深呼吸してなるべく普段通りの声で名前を呼んでおやつをあげ、ケ-ジに戻しました。うさぎが飼い主の感情に敏感だということを思い知りました。ケ-ジに戻ったあとは、おやつを食べたり、お水を飲んだりと落ち着いています。私はこれから、この子の信頼を取り戻すことはできるでしょうか.
うさちゃんは飼い主さんの様子をよく観察して感じています。今回は意味があることで飼い主さんが叱っていますし、うさちゃんを直接叩いたのではなく、しつけの際の対応でもある床を叩いたわけですので、対応は的確でもあったと思います。もちろんうさちゃんは物を齧ることも仕事のひとつですし、トイレも100%一か所だけと理解してもらうことも難しいことですから、うさちゃんの行動を予測したり見せる対応に合わせて環境を考えていただくことは必要なことです。それでも、うさちゃんにもルールを覚えてもらうことが必要ですから、こちらのお宅のルールをうさちゃんにも認めてもらえるように対応いただくことは重要なことです。叱った際にきょとんとしていたということがありますので、何?どうしたの?という気持ちがまずあったことと感じます。うさちゃんの行動が止まっていたでしょうから、我に返すという点では効果があったのだと思います。ただ、今回の対応が初めてのことであれば、なぜそういった行動になったのかの理由付けがまだ理解されていないとも解釈できると思います。齧ってはいけないものを齧ったり、トイレではないところでおしっこした時に、うさちゃんの目を見て叱った後、ケージに戻すなどの行為を繰り返していただくことで、なぜ叱られてケージに戻されたのかということを理解してくれるようになるのです。今回は叱ったあとの飼い主さんの変化に対して、うさちゃんが動揺しているなどとも感じられます。うさちゃんが飼い主さんと同じように辛いという気持ちも感じられる部分もあるのではないでしょうか。もしかしたら同じタイミングで別の何らかの変化を察知してパニックになってしまったことなどもあるのかもしれません。行動が落ち着いた後で優しく対応されていらっしゃいますので、うさちゃんも普段のように過ごしてくれているようです。今後としては、齧ってはいけないものにはガードをつけて齧ってよい環境にすることや、トイレについてもなぜ粗相したのかを観察いただいて、理由が見えてくるようならばそれに沿った環境を与えてみてください。汚れても慌てずに済むように環境を整えながら、どう対応するべきかという今後のルールをゆっくり見つけていただくことでもよいのです。なによりも飼い主さんがこれまで同様の愛情で接してあげることが一番です。飼い主さんの気持ちの変化も感じ取りますから、穏やかでリラックスした状態で接してあげることで、うさちゃんも安心できると思います。
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