おしっこの汚れが足裏やお尻部分に付くようになっていますので、どんな状況が考えられるのかを探っていただくことになります。トイレ自体を使うことはこれまで通りのようですが、ケージ内にもおしっこの汚れがついていますので、トイレ以外でおしっこしている可能性も考えられるのではないでしょうか。年齢的にはお年頃を向かえる時期ですので、縄張りなどの主張としてにおいつけする行動も見られると思います。その一方で、泌尿器系の病気などが隠れていることで、トイレの使い方が変わったり、失敗する様子なども見られることもあります。食欲や排泄物の状態と、うさちゃんの過ごし方などにも目を向けていただきながら、不安なサインが他にもないかを確認いただきたいと思います。おしっこする体勢をとっても出にくいような様子があったり、痛みなどを感じたり我慢しているような様子があるようならば、病気の疑いを持っていただくことが必要ですので、獣医師にご相談いただくことが重要です。不安がない場合は、うさちゃんの様子を観察いただきながらにはなりますが、汚れが繰り返されるような場合ならば、ケージの環境なども見直していただくこともできると思います。すのこの材質によっても、体の汚れ方が変わってきます。金属製のすのこですとおしっこの切れなどもよいですので、木製やプラスチック製のすのこの場合は、クッション性に富んだ金属製のすのこもお勧めできる環境のひとつになります。