見せる行動などからこちらのうさちゃんの性格なども十分に感じられている飼い主さんです。抱っこできるということも、上手に対応されている様子も感じられます。噛むという行為は、うさちゃんにとってそうせざるを得ない状況があるからともいえると思います。噛んだ時の対応としては、時間を置かずにその場で、痛いと普段よりも大きな声やトーンが違う声などで大げさなくらいに反応していただくと、うさちゃんの行動が止まると思います。うさちゃんの行動を止めて目をみながら、噛むことはダメなこと、いけないことだということを教えていただくことになります。うさちゃんが興奮状態にあれば、その興奮を収めてあげるためにも、大きな声や音を出して行動を一旦止めてあげることで、我に返してあげられることにも繋がると思います。この時にケージに一旦戻すという行為も効果的です。遊びたいのになぜケージに戻されたのか、何で叱られたのかということを理解してくれるようになります。うさちゃんを叩いたり、なんども怒鳴ったりということはされずに、うさちゃんの行動を止めて次の行動へと移していただくことを試してみていただきたいと思います。関係性については、トップにいるのは飼い主さんで、うさちゃんが息子さんよりも上位にいるということなのかもしれません。もしくは上位にいたいということだと思います。時間を置いてでも直接の相手ではない飼い主さんへも反発心を見せるということは、ストレスとなっていたり、なんとかして！という声だったりするのではないでしょうか。見せる回数がめったにないということでも、改めてうさちゃんとの接し方を考えていただくことは、お互いにとってよりよい関係性を作ることへと繋がると思います。噛む行為が見られている際の取り巻いている環境を見返していただきながら、うさちゃんの気持ちを探って対応いただきたいと思います。