年齢を重ねてきていることで様々な変化が起きることもありますので、それぞれの状況に合った対応をしていただくことになってきます。こちらのうさちゃんに合った対応も、すでに見られてきているようです。食事量が減ってきていることから体重や体格にも影響が見られていますので、与え方や与える内容など、より好みに合うように試していただくことになるようです。うさちゃんがなぜペレットに興味を示してくれないのかということも考えていただくことはとても大事なことだと思います。口の中にトラブルもあるようですので、硬いものが苦手になっていることは考えられることのひとつです。ペレットの硬さが苦手でれば、ふやかした状態で食べてくれることが見られても不思議ではないと思いますが、興味を示してくれないようです。ケアフードのうさぎのおだんごには興味を示してくれたようですから、ペレットをふやかしておだんご状にしても興味を示さないということは、味や香りなどが、うさぎのおだんごであれば今のうさちゃんの好みとなっているのかもしれません。そうなるとペレットの種類を替えることで食べ方に変化がでることは考えられることだと思います。取り込まれている栄養価が少ないということは、積極的に取り入れられる環境を作っていただかないかぎり、体力維持が難しくなると思います。13歳という年齢のこともありますし、強制給餌という言葉も出ておりますので、シリンジなどで食べさせてあげるという点も考えていただくことも必要になってくると思います。強制給餌に関してはかかりつけの獣医師からしっかりとご指導いただくことが必要ですので、是非より詳しくご説明いただけるように相談いただきたいと思います。牧草を食べてくれる様子があるならば、栄養価の高い牧草を与えていただくこともできます。取り込む栄養成分に制限などがないかなども含めて改めて確認いただきながら、今後の食事の与え方をご伝授いただくとよいと思います。実際のうさちゃんを知ってくださっている方ですから、より的確なアドバイスをいただけることと思います。そして留守の間のお世話についても、事前にうさちゃんとの生活を一緒に体験いただく機会をつくってみることもよいと思います。うさちゃんが高齢ですから環境の変化などにどう反応するようになるのか、またケアフードの作り方や与え方なども一緒に体験していただくことがよいと思います。うさぎのおだんごも冷凍できないという案内はないですが、やはり冷凍するよりも作り立てのものを与えていただくことが好ましいことではあります。特に食に敏感な反応を見せるうさちゃんですから、冷凍したのもでは興味を示さないということも想定できる部分もあります。保管の状態や解凍して与える場合でも、うさちゃんが受け入れてくれない可能性もあると思いますので、逆に難しい場合もあるのではないでしょうか。ご家族と一緒に過ごす機会、接する機会を設けていただいて、うさちゃんの反応を事前に確認いただくことで安心できるのではないかと感じられます。一週間飼い主さんが留守になるということ自体も、うさちゃんにとっては大きな変化であると思います。かかりつけの獣医師にこちらの件もご相談いただきながら、何か変化があった時にすぐ診ていただけるようにお願いされておくこともよいのかもしれませんね。うさちゃんごとの個性によって対応方法もそれぞれで違ってきます。正解はひとつだけではないですので、どういった環境がこちらのうさちゃんにとってベストとなるのかをできることで試していただきながら、見つけていただくことになるようです。