お迎えして一週間を迎えようとしている環境ですから、新しい環境にも少しずつ慣れてきていると思います。7ヶ月の月齢ですので、大人と同じように体付きはしっかりしていることと推測できます。この時期はうさちゃんの自我も芽生え始め縄張りの主張なども見られてきますし、こうしたいなどの感じている気持ちを行動で示してくるようにもなります。こちらのうさちゃんは、足で大きな音を立てながらジャンプする様子も見られています。一般的な足ダンの状況とも違っている印象がありますので、この行動が見られる際の取り巻いている環境全体を改めて振り返ってみていただくとよいと思います。言葉の意味が見えてくるかもしれません。ケージのお手入れで飼い主さんがうさちゃんの縄張りに侵入しているという状況と、ケージの外へ放してあげた時にも同様の状況が見られています。ケージ内での場合は、飼い主さんが驚かせた？という印象があるようですから、びっくりして見せた行動というほかに、私の縄張りに入らないでといった気持ちなども感じられることもあると思います。外に出た時には、そのことが嬉しい、楽しいといった喜びの表現方法としてジャンプする様子が見られることが多いようです。シーンが異なっていても見られる行動が同じでもありますので、感じていることが同じである可能性もありますが、こちらのうさちゃんの表現方法のひとつになっていることも考えられるのかもしれません。通常の足ダンの様子が見られる時との環境の違いなどを探っていただくことでも、言葉の意味が見えてくるかもしれませんので、より観察してみていただきたいと思います。環境に慣れてきている場合には、ケージの外の世界も体験させてあげられる時期ではありますので、どういった環境を与えていくのかということもよくお考えいただきながら、こちらのお宅のルールもうさちゃんに教えていっていただくようになると思います。それぞれのお宅ごとで環境も違っていますし、うさちゃんの個性などから見せる行動も違っていますので、どういった性格のうさちゃんなのかこれまで以上によく観察いただきながら、お互いが楽しく過ごすことができる環境を作っていただきたいと思います。