食べてしまった量や、その破片の大きさなどでもうさちゃんの様子には違いがあると思います。ごく少量であったり、小さく噛み切った状態で飲み込んでいるようならば、運が良ければ排泄物と一緒に体外へ出てくる場合もあります。マットの状態を見ていただきながら、うさちゃんの様子もよく観察いただきたいと思います。食欲や排泄物の状態などに不安がある時には、かかりつけの獣医師にすぐご相談ください。ふぞろいな糞が見られた後に小さな糞が見られるような場合は、異物がお腹にある時のサインのひとつでもありますので、見逃さないように観察いただきたいと思います。そしてそこにあるものを齧ることは、うさちゃんにとって仕事のひとつともいえることです。齧ってもらっていけないものには、齧ることができないようにガードをつけていただいたり、材質やその環境を見直していただくこともとても大事になってきます。