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飼育方法

藁の上でおしっこをする

2才になる、ネザ-ランドワ-フとの掛け合わせの雑種、女の子です。ケ-ジの上に藁を敷き詰めています。その上でオシッコをします。オシッコで湿ってしまった藁は常に綺麗にはしていますが、オシッコで湿った藁は衛生的にどうなのか?病気や感染症等はどうなのか?心配でご相談しました。また、ケ-ジの中に敷いてあるプラスチックのすのこの上に藁を敷く、藁マットを敷くのは良いのでしょうか?敷かない方が良いのでしょうか?すのこだけだと、うさぎの骨盤が歪むとか聞いた事があるのですが、本当でしょうか?

うさちゃんのトイレの使い方を改めてよく観察いただきたいと思います。トイレの場所が一定であることや、飼い主さんがいつもうさちゃんと一緒にいられる環境などでしたら、汚れた時にその部分を取り除いてあげられますので、衛生面を保つことができると思います。おしっこで湿ったわらや牧草などがそのままの状態であることで、うさちゃんがその場で過ごしたり歩いたりすることで、体にその汚れがついてしまいます。湿った状態がうさちゃんの体にも見られてしまうことで、皮膚炎などの病気の疑いも生まれてきます。またおしっこで湿ったままの状況が長くあることで、アンモニアの濃度が高くなりますから、やはり不衛生な環境となってしまいます。皮膚などにまつわる病気のほか、感染症なども不衛生な環境から発症することもありますので、きれいな環境で過ごしてもらえるように考えていただきたいと思います。文面からは、ケージの床面がわらで覆った環境のようですが、トイレを覚えてくれるのかを確認いただくこともできると思います。これまでの環境にトイレがなかったならば、時間がかかることも考えられますが、トイレの場所を新しく決められるのかをうさちゃんと一緒に試してみていただくこともできます。ただ、うさちゃんの中には一か所にトイレを決めることができない子もいますので、その場合はどの場所でおしっこしても、体が汚れない環境を与えていただくことになります。ケージの床面がすのこ状になっていることで、排泄物がケージの下へと落ちてくれます。このすのこには、木製やプラスチック製、金属製があります。トイレが決まらない子には金属製の床材で、なおかつクッション性のとんだタイプですと、足裏にも優しい環境になりますのでお勧めです。おしっこも素早くケージ下に落ちてくれますので、うさちゃんの体が汚れにくい環境を作ってあげられます。トイレの場所などに一定の傾向が見られる場合は、その部分を外して部分的にわらや牧草のマット、木製のすのこなどを取り入れていただくことで、うさちゃんも好きな時に好きな場所で過ごすことができる環境になります。すのこだけの状態でも、安全に過ごしてもらえると思いますが、爪が伸びていたりすることで、体が引っかかってしまうことなどは考えられると思います。また同じ体勢でずっと過ごすような環境がある場合には、うさちゃんの体へ影響が見られることも考えられるのかもしれません。それぞれのお宅ごとで、環境もうさちゃんも違っていますので、まずはケージの中をどのように使って過ごしているのかを観察いただきたいと思います。こちらのうさちゃんの好みや傾向などを探っていただきながら、うさちゃんい合った環境を見つけていただきたいと思います。

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