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飼育方法

かじり癖が酷い

2歳のアメファジの女の子を飼っています。お迎えしてからずっとかじり癖が酷く、トイレはプラスチック製のものでしたが、かじってケ-ジ内を動かすので、重い陶器のものに変えたのですが、それでも外出して帰宅して見ると、かじって動かしていることがあります。ケ-ジもかじることがあるので、扉にもじゃもじゃを付けてかじられないようにしています。1日1回はケ-ジの外に出していますが、カ-ペットをほりほりして、これもまたかじって穴を開けてしまうので、ほりほりハウスを購入してみたのですが、1日でダンボ-ルをかじって穴を開けてしまい、中の木屑が外に散らかって掃除が大変になっただけでした。他にもかじるおもちゃを色々試してはいるのですが、効果があるのかよくわかりません。かじってほしくないものをかじっている時は注意をしているのですが、これもただうさぎさんに嫌がられているだけなのではないかと。うさぎさんには安全で、飼い主にはストレスにならない対策方法やグッズはないでしょうか。

うさちゃんが見せる行動は、それぞれで状況が変わってきます。伸び続ける歯を持っていますので、齧ることはうさちゃんの仕事のひとつともいえることです。齧ってはいけないものへ齧ることを見せた時には、いけないことだと教えてあげることは必要なことです。ただ、目の前にあるものを齧ることはうさちゃんにしてみれば当然のことですから、齧られて困るものには齧ることができない環境にしていただくことが必要です。今回は齧る行為を見せることがしっかりと予測できる状況でもありますので、齧っても安心して見守ってあげられる環境が必要になります。トイレを陶器製にしていただいたことで、プラスチック製の場合で齧ることでの誤飲の心配もなくなっていますので、動かすことがあってもこの点は安心していただける環境になっています。ケージ部分を齧ることで歯にトラブルが生じる可能性もありますので、今回対応いただきましたようにもじゃもじゃや専用のフェンス、広範囲の場合はすのこを取り付けていただくことで、安心して齧ってもらえるようになると思います。また、ケージの外へ出た時にも、うさちゃんの足元やおもちゃなどを齧る行動は予測できますので、ケージ同様に対策いただくことも必要になります。足元のカーペットなども、うさちゃんが齧りにくいものに見直していただくこともよいと思います。また段ボールの場合は、齧る行為を見せる時には食べてしまう可能性もありますので、見直していただくことが必要になります。どんなものにも齧ることを見せていますが、ケージに取り付けたもじゃもじゃへの反応はいかがでしょうか。齧る行為の先に食べられる環境があることで、食べることへと興味を移してくれる可能性もあります。じっとしていられない、何かに対して発散したいといううさちゃんの心情などもあるかもしれませんので、食べるという行為へと誘導してみることができるのかを観察いただくこともできると思います。もじゃもじゃのように牧草やわらでできたおもちゃなどももちろんよいですし、根本的に牧草をしっかり食べてくれているかという点を振り返っていただくこともよいと思います。イネ科の牧草をいつでも食べられる環境にしていただきたいと思います。そしてかじるおもちゃを他にも与えていらっしゃるようですが、それらにどういった反応を見せているかという点も観察いただくこともよいと思います。興味を示して齧る様子が見られているならばよいですが、そうではない場合はうさちゃんなりの理由があると思います。うさちゃん目線で齧りやすい環境になっているのか、興味を引く状況になっているのかということを探っていただくことも大事だと思います。

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