うさちゃんは行動を繰り返して見せることがあります。始めは意味があった行動も習慣化することもあるのです。クッションを舐める、飼い主さんの足や手、顔なども舐める、そして床も舐める様子があるようです。飼い主さんを舐めるという行為は、全てのうさちゃんが見せることでもありません。愛情表現などともいわれていますが、その行為を見せている前後の状況なども踏まえて振り返っていただくことでも、行動の意味が見えてくることがあります。お迎えして間もない様子ですし、確かまだ子供のうさちゃんの月齢でなかったかと思います。離乳が早かったり、甘えん坊の性格などであれば、飼い主さんにお母さんを重ねていることなども考えらえるのかもしれません。においを嗅いだり、齧ったり、舐めたりして、うさちゃんを取り巻いている環境を探っていることもあるりますので、その行為のひとつとして見られていることは考えられると思います。齧ることを見せる子もいれば、今回のように舐める行為が見られることも不思議ではないと思います。習慣化してまうことや、その行為に熱中しすぎてしまうような時は、その行動を一旦やめさせてあげることも必要になることもあります。布製品なども頻繁に舐めることでその部分が濡れてしまうほどの状況を見せる子も中にはいますので、たまに我に返してあげられるように行動を止めてあげてください。他に遊ぶことができる環境なども考えていただきながら、こちらのうさちゃんが興味を示すおもちゃなども与えていただくこともよいと思います。そして飼い主さんを舐める時が、抱っこや爪切りなどのうさちゃんにとって苦手なことを行っている場合、もうやめてという言葉として見せることもあります。多くは暴れたり、ぶーぶーいったり、甘噛みなどの行為が見られるのですが、この反応もうさちゃんごとで異なってきます。どういったシーンで見られているのかということを、行動ひとつだけを見るのではなく、全体を見て考えていただくことで、うさちゃんの真意が見えてくるようにもなると思います。これからもよく観察いただきながら、うさちゃんの言葉を読み取っていただきたいと思います。