うさちゃんとの関係性が少しずつ確立してきているような印象もお受けいたします。それぞれのうさちゃんの性格などど、それぞれのご家庭での環境の違いによっても、うさちゃんの行動には違いがありますので、こちらのうさちゃんの過ごし方なども特別な部分も見えてくるのかもしれません。撫でられることが好きな子は、そのことを要求してくるようにもなります。そのことが上下関係を示すといわれればそう捉えられる部分もあるのかもしれません。ただ、コミュニケーションのひとつとして、うさちゃんが撫でられることが苦手でない場合は、お互いがリラックスできる方法でもありますので、撫でるという点もルールを決めていただくことでよいのではないでしょうか。こちらのお宅のコミュニケーションを拝見する上では、撫でられることが好きなうさちゃんで、このコミュニケーションを待っていると感じられます。最後に噛まれるという状況が、言葉からではどういったシーンが見られているのかが不確かですが、きっともっと撫でていてもらいたいという気持ちの表れなのではないかと感じます。ただ、このいつまででもということがうさちゃんからの発信になる場合、それに応じるとなれば要求に従っているという解釈にもなります。そうではなく飼い主さん主導によって撫でてあげる、時間を決めるという方法で、うさちゃんの反応を観察いただくこともできると思います。勝手な解釈をしてしまいましたが、最後に噛むという状況をもう一度観察いただきながら、どういった言葉として見せているのかを探っていただきたいと思います。またお子様とうさちゃんの様子も観察いただきたいと思います。お子様がうさちゃんへどう接しているのか、そしてうさちゃんもお相手が変わっていることは重々承知の上接していることと思いますので、うさちゃんの反応の見せ方などもよく見てあげていただきたいと思います。噛むという行為まで発展しない場面で、撫でることを止める新しいルールができれば、お互いにとってうれしいスキンシップとなるのではないでしょうか。接し方もうさちゃんそれぞれですので、やはり今後も試行錯誤いただくことになると思います。飼い主さんがいなければ快適に過ごす環境も与えてあげられませんので、飼い主さん上位にいられるように、自信と威厳を持った接し方も目指していただきながらも、うさちゃん目線での状況も感じていただきながら、こちらのお宅のルールを見つけていただきたいと思います。