思春期にまつわる行動なども見られる年齢でもありますから、縄張りの主張などでにおいつけを行うことがあります。これらの行動は本能や習性から見られることでもありますので、止めさせたいという場合は与えている環境を見直していただくことが大事なのです。ベッドやソファーなどは、飼い主さんのにおいでいっぱいの場所です。その場所へ行くことが許されていますので、そうなればその場所に自分のにおいを付ける行動を見せることは予測ができることでもあります。ジャンプしてベッドへのぼることで興奮する状況などもあるでしょうから、そういったことからもおしっこや糞が出てしまうこともあります。一時的な行動の場合も、それが繰り返されることで習慣となってしまうことも考えられますから、そうなる前に対応いただくことがお互いにとってよい環境へ導くことができるのではないでしょうか。部屋んぽの場合でも、うさちゃんの行動範囲を制限してあげることが必要になります。サークルを繋げるなどして、うさちゃん専用の遊び場を作っていただくこともよい方法です。そうではない場合でも、行ってほしくない場所、のぼってもらいたくない場所へはそうできない環境を作ってください。お考えのようにベッド側に柵を付けていただくこともよいと思います。これまでのぼることができていた環境を制限するわけですから、どういった行動が考えられるのかも予測いただきながら、危険のない環境を考えて与えていただきたいと思います。