ボールを舐めたり転がしたりして遊んでいる様子から、マウンティングの行為を見せるようになったことには、うさちゃんの中での何らかの変化が生まれたといえると思います。部屋んぽの環境からケージの中にボールが入ったことで、行動が一変しています。ケージの大きさが決まっていますので、ボールの大きさにもよりますが、転がそうとしても転がせずにマウンティングの行為に発展してしまったという解釈と、女の子ですので、ケージは自分のお城（縄張り）と捉えている子も少なくありません。その中に急にボールが入ったことで、自分の存在や強さ（優位性）をボールに示したという解釈もできるようではあります。また、なかなかケージに戻らなかったという状況には、うさちゃんとのやり取りもあった中だと思いますので、興奮してきていたこともあるのではないでしょうか。その興奮などからも行動がエスカレートしたことなども考えられると思います。お年頃の年齢でもありますので、行動が変化してくる時期でもあります。今回の変化もいつ見られるようになっても実は不思議ではないともいえると思います。縄張りや優位性の主張としてもマウンティングの行動は見られますので、大人の仲間入りをしたと受け止めていただくことにもなるのかもしれません。マウンティングの行為自体は、うさちゃんの本能などから見られることでもありますので、興奮が続かないように見守っていただきながら、ボール遊びをさせてあげることはできると思います。またボールの大きさなどがマウンティングしやすい大きさなどであれば、そのサイズを変えてみることで、うさちゃんの反応を見ていただくこともできると思います。うさちゃんの今後の行動を観察いただきながら、こちらのうさちゃんにあった環境を見つけていただきたいと思います。