うさちゃんの品種の違いや個体差によっても成長状態が異なってきますので、体重の増加の状況をよく観察いただくことは大事だと思います。今まさに成長期でもありますので、ペレットは食べ放題の与え方になると思います。ただし朝夕とペレットを与える際に餌入れが空っぽになっている量がその子ごとの適量となります。この適量を与えていただきながら体重の状態を観察いただきます。個体差がありますが、体重が増えてきて適正体重や標準体重に近づいてくる生後4～5ヶ月程度を目安として、ペレット量を制限するようになります。ご質問からは、ペレットの量を増やしたことで糞の状態が変わったり、食糞である盲腸糞を残すようになった様子が見られています。もともとの与えている量がこちらのうさちゃんの適量であったならば、ペレットを増やしたことでそちらから栄養をより取ることができているため、盲腸糞の食べ残しが見られているともいえると思います。またペレットが増えることで排泄される糞に繊維質が少なくなったことも考えられますので、湿った黒い糞などとして見られることも考えられます。また、食べ慣れたペレットでも、その量が変わったことでお腹の消化システムが異なる働き方を見せたという解釈もできるのかもしれません。ペレット量をもとに戻したことでこれまでの状態になりましたので、糞の状態からみれば今ある食事内容がよいという印象はお受けするようです。盲腸糞もしっかりと食べてくれるようならば、栄養も取り込んでいるといえるのではないでしょうか。ただし、体重の増え方に不安が残るような場合は、改めて食事の内容と量をご確認いただくことは大事なのかもしれません。体重の増加についても、それぞれのうさちゃんでペースも変わってくると思います。個性であることも受け止めていただきながら、順調に成長を重ねられる環境であるのかということを探っていただくことはとても大切なことだと思います。生後2か月ということですから、日々成長を重ねていること思います。お迎えしたショップにも是非ご相談いただきたいと思います。実際のうさちゃん知ってくださっている方ですので、的確なアドバイスをいただけると思います。また飼い主さんが感じている不安なども一緒にぶつけてみてはいかがでしょうか。その不安なども受け止めてアドバイスいただけることと思います。