生後2か月半ということですので、成長するためにも十分な栄養が必要な時期ですので、与えている量を確認していただくことは重要だと思います。朝夕と一日二回ペレットを与えていらっしゃいますが、この時に次に与えるまでに食べきることができる量がその子ごとの適量といわれています。もしかしたら適量よりも少ない量となっている可能性もあるのかもしれません。また体重に関しても確認いただくことも大事なことです。これまでの与え方で順調に体重が増えてきているのであれば、適量といえる部分もあると思いますので、与えている量と、体重の変化の両方を確認いただきながら、対応いただくことになると思います。成長期でもありますので、体を作る大事な時期ですから、十分な栄養を取り込むことができる環境を与えていただくことは必要です。骨格や肉付きなどからその子ごとの適正体重もある程度見えてきます。成長後の目安となる体重がわかることで、今後の成長状態に合わせてペレットの制限も見られるようになると思います。元気に過ごしてくれている様子もありますので、環境にも慣れてきていることと思います。健康状態や成長状態を知るためにも、一度獣医師に診ていただくこともよいと思います。この時にこちらのうさちゃんの適正体重も合わせて見ていただくことで、この先に訪れるペレットの制限の際の参考にもなると思います。そしてケージを齧って飼い主さんへの言葉を表現している様子もありますので、その行為が続いてしまうような場合は歯にとって好ましくない環境となってしまいます。齧る部分にかじり木や専用のフェンス、広範囲の場合はすのこなどを取り付けていただくことで、齧っても安心して見守ってあげられる環境にもなりますので、飼育環境についても今一度ご確認いただきたいと思います。また水の飲み方についてですが、飲む時に多くがこぼれてしまうのか、そうではないのかということでも話が変わってくるのかもしれません。うさちゃんが飲んでいる時の様子もしっかりと観察いただきたいと思います。水が出やすいということは、水をしっかりと飲める状態でもあります。飲み方が上手ではない場合には飲みやすい環境も必要になりますが、例えば体が濡れてしまうような状態が続くような時には、環境の見直しも必要になってくることもあります。全体をよく観察いただきながら、その状況に応じてボトルの見直しが必要かどうかを判断いただくことになるようです。新しい環境を与える場合は、替えた状況で上手に飲むことができるまでは一緒に過ごして見守っていただくことが必要になります。