片目の見えないうさぎのための環境について
病気によって片目の視力が失われてしまったうさぎがいます。お医者様にはその子のケ-ジを失明した片目を配慮したバリアフリ-にするよう言われました。片目の見えないうさぎのためにしてあげられるバリアフリ-とは一体どのようなことをしてあげればいいのでしょうか。
片目の視力が失われてしまったことで、うさちゃんの視野がこれまでの状況とは変化していると思います。うさぎの目は頭の側方にあるため視野が広く、真後ろの方向も見ることができています。口元の狭い範囲は普段からも見ることができませんので、感覚の鋭い口唇やひげで食べ物や触れるものを確認しています。バリアフリーの環境については、うさちゃんがこれまで過ごしていた環境の中で、どう過ごしているのかということを改めて観察いただくことも大事になってきます。うさちゃんの年齢によっても対応方法が変わってくることもあると思います。長年過ごした環境であれば、どこに何があるということをうさちゃんも理解してくれています。よかれと思って環境を大きく変えてしまうことで、うさちゃんが理解していた縄張りに変化が起きてしまいます。そのことで過ごしにくい環境になってしまっては元も子もありませんので、片方の範囲が見えなくなっていることを頭に置いていただきながら、うさちゃんの過ごし方を確認いただきたいと思います。段差をなくすることが優先されるのか、スペースを確保することが必要なのか、うさちゃんの過ごし方を見ていただくことで、どの点を改善することがよいのかが見えてくると思います。そしてかかりつけの獣医師にも、具体的な環境の提案もお願いされることがよいと思います。実際のうさちゃんのことを知っていて診てくださっている方からのアドバイスこそが、よい環境作りへの近道となると思います。
横浜店045-762-1232
恵比寿店03-5774-5443
洗足店03-5726-8670
柴又店03-6657-9524
吉祥寺店0422-26-6064
二子玉川店03-3700-3885
オリナス錦糸町店03-5809-7508
海老名ビナウォーク店046-200-9910
グランベリーパーク店042-850-7041
レイクタウン店048-940-8346
幕張新都心店043-441-7307