抱っこについて
私の家では生後6ヶ月のロップイヤ-を飼っています。抱っこは少しずつ練習しているのですがなかなかできず手のひっかき傷が多くなるばかりです。とてもやんちゃで日中ずっとケ-ジから出たがっていて、抱っこをしょうとしてもお腹の下に手を入れるとすぐに避けてしまいます。撫でられるよりご飯を食べるよりもケ-ジの外で遊びたいみたいで抱っこができません。どうすれば良いですか?
生後6ヶ月ということですので、成長もしっかりと重ねてきているのではないでしょうか。自分の気持ちも主張する様子が見られるようになる時期でもありますので、ケージの外で遊びたいというその気持ちも見られてきているようです。うさちゃんはみんな抱っこが苦手です。捕まえられることから逃げることは本能から見られている行為でもありますので、その点を受け止めていただきながらも、抱っこのコツを見つけていただくことになってきます。このコツは飼い主さん側とうさちゃん側にもそれぞれありますので、お互いが経験を積んでいくことで上手に行えるようになることでもあります。ケージの外に出られるには抱っこされないと出られないということを覚えてもらえることでも、うさちゃんが受け入れてくれる様子を見せることもあります。抱っこされた先に理由があるということも大事なことですので、試行錯誤しながらチャレンジしていただきたいと思います。そしてケージへと戻すことも必要になると思います。この場合も抱っこする必要が生まれてきますので、この時に追いかけ回すことがないように、あらかじめうさちゃん専用の縄張りをサークルなどで仕切った中で遊ばせてあげていただきたいと思います。うさちゃんの縄張りが明確になりますので、縄張りの主張なども見られにくい環境ともいえると思います。ケージ内よりも広い環境からの抱っこになりますので、さらに抱っこがうまくいかないこともあるかもしれません。その場合は、ケージに戻る理由を作っていただくことでも、自らケージへ入ってくれることもあります。おやつや食事の時間を遊んだ後に取っていただくことで、自らケージの中に戻ることもありますので、こちらも試してみていただけると思います。そして抱っこの仕方としては、うさちゃんにとって逃げられる状況があると認識してしまうことで、抱っこが出来ないという悪循環が生まれます。逃げ回ってしまう状況をなるべく作らないように、うさちゃんの動きを止めることが出来るかどうかという点もポイントになります。お腹の下に手を入れるだけで逃げる様子があるようですが、この時に抱き上げる場所が的確であれば、うさちゃんも受け入れてくれるようになります。そしてここ!と決めた時に、躊躇せずに抱き上げるということを行っていただくことも重要なのです。逃げようとするうさちゃんを捕まえるという行為は大変ではありますが、うさちゃんの行動が止まった時に、抱き上げるポイントをしっかりとめがけてチャレンジしていただきたいと思います。ぬいぐるみなどを使ってシミュレーションを行っていただくこともよい方法です。どの部分をつかまえることで体のバランスを取ることができるのかを探っていただくことができます。うさちゃんとの信頼関係を崩さないという点も重要になりますので、うさちゃんがどういった行動を見せるのかということも改めてよく観察しながら対応いただきたいと思います。またお迎えされたショップにも抱っこのコツなどを教わることができないか、一度ご相談してみていただくこともよいと思います。うさちゃんと一緒に抱っこのコツのヒントを見つけていただける機会となるはずですので、抱っこの上達への近道となるはずです。お互いが抱っこに慣れるには時間が必要なこともありますが、焦らずにそして諦めずに頑張っていただきたいと思います。
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