お迎えして3か月が経っているようですので、こちらのお宅の環境にも十分に慣れてきていることと思います。うさちゃんが見せる行動はそれぞれで違っていることですが、舐めるという行為についても、見せる子、見せない子と本当に様々です。今回のうさちゃんは飼い主さんの手を舐めること、そして足までも舐めることを見せてくれています。特定の人だけに対して見せる子もいるのですが、こちらのうさちゃんはご家族以外の人に対しても舐める行為を見せてくれています。もともとは飼い主さんに対しての愛情表現ということであったと思います。もちろん今のそういった意味合いも大きいと思いますが、慣れない人にも見せるということからは、手を舐めるという行為自体が習慣となってきている可能性はあるのではないでしょうか。同じ状況が繰り返されることで、うさちゃんはその行動を続けて見せるようになることも少なくないのです。手を舐められている時に、撫でてあげる、褒めてあげるなどの反応があるならば、撫でてもらいたい、褒めてもらいたいという気持ちからも見られている行為といえると思います。飼い主さんが喜んでくれる、撫でられるなどの対応を体感していることでうさちゃんにとっても楽しいこととして捉えられていれば、そうできる環境にあることで舐めるための状況が生まれてきているともいえるのではないでしょうか。月齢が4か月ということですので、そろそろ思春期などに入ってくる時期でもあります。成長をより重ねてくることで、この行為にも変化が見られたり、縄張りなどの主張が見られるようになる可能性もありますので、引き続きよく観察いただきたいと思います。行動の変化が見られても、そのことは成長の証でもあると思いますので、どういった変化が見られるのかという点も楽しみにしていただきながら対応いただきたいと思います。