糞のにおいが強い印象があるようですが、これまではそういったことがなく、最近になって見られてきている変化だという場合は、この変化が何らかの意味をもったサインということも考えられると思います。与えている環境全体にも目を向けていただいて、環境の変化などもあったというならば、そういった変化も影響している場合もあると思います。年齢的に思春期も迎え始める時期ですので、縄張りの主張も含めたにおいつけの行為などが関連している可能性もあると思います。臭腺からのにおいとも感じ取られるようでもありますし、他にもうさぎさんがいる環境の中で過ごしていますので、においつけや優位性の主張から見られていることは考えられるようではあります。ペレットの量も制限されていますが、体重がわかりかねてしまいますので、このペレットの量が適正であるかということも改めて確認していただくことも大事です。適正体重の1.5％ほどが大人うさぎとなった場合の適量といわれています。牧草もたくさん取り込んでいる場合にはその繊維質が排泄されますから、糞の色も牧草に近い色が見られることも少なくありませんので、食事内容と量も振り返っていただくことも必要です。そして、飲み水の量も多いようですが、このことも最近見られている状況などであれば、体調の変化などが隠れている場合もあるのかもしれません。心配なまま過ごすよりも、かかりつけの獣医師に診ていただくことがよいと思います。エンセファリトゾーン症との関連性があるのかという点についても、合わせて確認いただくこともできますので、健康診断も兼ねて一度ご相談いただいてはいかがでしょうか。診ていただいて問題ないとなれば安心ですから、是非お問合せいただきたいと思います。この場合先に症状などもご連絡して、糞やおしっこなどを持参することが必要かご確認いただくとよいと思います。