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飼育方法

生後二カ月で、お迎え1週間のウサギとの接し方

はじめまして。一週間ほど前から生後二カ月のネザ-(メス)を飼っています。購入したウサギ専門店より、最初の1日2日は構わずに、それ以降は毎日少しずつ抱っこなどスキンシップをして慣れさせるようにと言われましたが、うちのウサギは人見知り気質かつ警戒心が強いようで、一緒に購入した藁のトンネルの中に殆ど篭りきりです。お迎え3日目から声をかけながらエサの交換をしたり、手から餌を与えるなどして、4日目に少し撫でることができ、5日目に抱っこ(ゲ-ジの掃除の際必要でした)ができるようになりました。ナデナデと抱っこはいずれも一日一回、長くて5分くらいです。しかし、基本的に1日の殆どの時間をトンネルの中で過ごしており、トンネルの外に出るのは食事と排泄の時のみです。今まで彼女の性格を尊重し、なるべくストレスをかけないようにとトンネルの中にいる時は構わないようにしていましたが、1日の殆どをトンネルの中で過ごしているため、必然的に殆どコミュニケ-ションを取る時間がありません。インタ-ネットなどで既に意思の疎通が取れている同じくらいの歳のウサギの様子を拝見すると、仲良くなる機会を逸しているのではと不安になります。ただ、上記のような状況からスキンシップを取るには食事の邪魔をするかトンネルから無理やり出すかの二択となり、それはそれで元来強い警戒心を増長し、更に心を閉ざすのでは、となかなか行動に移せません。トンネル前に置いている牧草の交換の際に私の手の匂いを嗅ぎに来たり、一、二度舐めてくれたのですがその後撫でようとすると逃げてしまい、まだまだ心を通わせるには時間がかかりそうです。現在はそういうときはナデナデは諦めていますが、このまま彼女の性格を尊重した接し方で良いのでしょうか?それとも、無理矢理でもスキンシップを図った方がより良い関係を築けるのでしょうか?ちなみに、ウンチもおしっこも特に異常は無く、ご飯もしっかり食べますので健康面に問題は無いと思います。ご助言頂けますと幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

お迎えしたばかりの環境ですので、うさぎさんも新しい環境がどういったところなのか、飼い主さんがどんな人なのかを、うさぎさんなりの視点で感じている時だと思います。うさぎさんにもそれぞれの性格がありますので、臆病で警戒心を強く持っている子の場合には、仲良くなるまでに時間がかかることがあります。近づき方や距離の縮まり方などにもそれぞれのうさぎさんのペースがありますので、そのペースを受け止めていただきながらうさぎさんの反応を観察していただくことになると思います。こちらのうさぎさんにとって、ケージの中の隠れ家が居心地のよい場所となっているようです。それでも飼い主さんの存在を感じることで興味を示してくれている様子がありますので、その時に触れたいというお気持ちはとてもよくわかりますが、じっと我慢をしていただいて、うさぎさんにその時の状況をよく観察させてあげていただきたいと思います。そうやって飼い主さんのことを確認することで、状況を理解してくるとも考えられるのです。まだお迎えしたばかりですので、無理やりスキンシップの時間を取るというよりは、お互いを知る時間だと捉えていただくことも大事だと思います。そしてそれはケージの外での場合も同様です。そろそろケージ以外の場所で運動することもできる環境を与えてみていただけると思いますので、その場合もうさぎさん専用の遊び場の中でどう過ごすのかを観察いただくことになります。その中に飼い主さんがお邪魔する場合でも、はじめは縄張りのチェックや体を動かすということに夢中になる様子が見られます。一通りチェックが終わるとその場にいる飼い主さんに興味を示してくれるようになりますので、この時にご褒美などを与えることで、飼い主さんとのコミュニケーションのひとつが生まれてきます。また遊び疲れた体を休息する時間なども生まれますので、その場合はわりと撫でられることを受け入れてくれる場合も多いようですので、そういったタイミングを見て接していただくこともコツとなります。警戒心が強いうさぎさんですので、遊び場を与えてもはじめは積極的に運動する様子が見られないことも十分に考えられます。その場合でも同じ時間に外に出られるということを覚えてもらうことや、安心して遊ぶことができると認識してくれることで、次第に活発な様子を見せてくれるようになると思います。また遊ぶ時間帯に、ケージ内の隠れ家をケージの外に出して、外に出てきてもらうよう誘導することもできると思います。ケージの中に思い入れが強いのか、それともこの隠れ家が大好きなのかということも探ることができるかもしれません。食欲も排泄の状態もとても良好のようですので、新しい環境にも順調に慣れてきていると思います。またトイレも一定の場所に決めているような印象もありますし、ケージの掃除のための抱っこもできています。このことも簡単なようで実はそうではありません。うさぎさんも飼い主さんもお互いの存在や今の環境を十分に認識しているからこそと捉えられるのではないでしょうか。それぞれのうさぎさんごとで成長も見られる行動もまったく異なっていることが個性でもあります。その個性を受け止めていただきながら、うさぎさんのペースも探りつつ接していただくことでよいのだと思います。お迎えしたショップにも是非ご相談ください。これまでのうさぎさんの成長を直に見てきている方々ですので、こちらのうさぎさんに合った接し方をもっと的確にアドバイスいただけると思います。これからも成長を重ねていきますので、見られる行動にも変化があるようになると思います。その変化も楽しみにしながらうさぎさんとの生活を過ごしていただきたいと思います。

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