トイレの場所も覚えてきている様子でトイレ自体も使っている状況のようですが、おしっこがトイレの中に納まりきらずにはみ出してしまっているようです。このはみ出し方を見ていただくことや、うさぎさんのおしっこする時の体制なども見ていただきますと、どこにその理由があるのかを探っていただけると思います。文中からは、壁側におしっこがはみ出してしまう様子が伺えます。たまにおしっこする際にお尻をトイレの手前側に向ける体制をとる子もいるのですが、この場合はトイレの手前などにおしっこする様子が見られることがあります。今回はそうではなく後ろ側や側面におしっこが飛び出してしまうようですので、トイレに乗っている態勢としては、本来見られる姿とも捉えられるようですがいかがでしょうか。このトイレを使う時のうさぎさんの体制でもおしっこの収まり方が変わってきますので、こちらも是非ご確認いただきたいと思います。万が一向きが違っているならば、その体制を教えていただくことになります。その他考えられることとしては、うさぎさんの腰の位置が高いということや、もしくは体も大きくなってきていることから、トイレのガードからおしっこがはみ出てしまうことなどが想定できるようです。またにおいつけの意味合いとしてみせている場合などでも、外側へとおしっこが拡散されてしまうケースもあります。これらの状況が該当するような場合は、今工夫をされておりますように、トイレシーツをガードとしてケージ外に設置していただくことも良案になります。トイレシーツをいたずらされないような工夫も必要になりますので、こちらも再度ご確認いただきたいと思います。またトイレ自体をケージから少し放して設置していることで、おしっこがどう収まるようになるのかを探っていただいておりますので、その状況もよく観察してみていただきたいと思います。この時のおしっこの行方によって、どう工夫するとよいのか見えてくることもあると思います。もしトイレのガードが低いような印象がある場合には、今のトイレのガード付近をカバーできるようにもう一工夫していただくことも試してみていただきたいと思います。まだ生後2か月というこれからも成長を重ねる年齢ですので、体の大きさも変化してくると思います。工夫してもどうしてもおしっこが収まらないという場合には、トイレの形や大きさなどを再度検討していただくことも必要になってくると思います。大きいトイレの場合は、おしっこの飛び出しのカバーされる範囲も大きくなりますが、トイレではなくくつろぐ場所として認識してしまう場合もありますので、トイレのほかにそういった場所を与えながら使い方を観察いただくことも必要になります。また素材によってもうさぎさんごとで捉え方が変わってくることもあります。噛み癖が強いような場合は、噛まれにくい素材のものなどを選んでいただくなど、まだまだ試行錯誤していただくことになるかと思いますが、こちらのうさぎさんのならではのトイレの環境を作ってあげていただきたいと思います。