これまで大好きだったペレットを食べなくなっているようですが、牧草や野菜類、ごほうび類には興味を示して食べ進めてくれているようです。食べている量なども牧草が主体となっているようであれば、糞の色や形などにこれまでとの違いが見られることはあると思います。排泄される余分な繊維などは牧草には十分に含まれていますので、牧草の色に近い色が見られることと思います。ペレットだけではなく、水を飲む量も減っているようですので、慎重な対応も必要です。年齢を重ねてきているうさぎさんです。これまでなんでもなくできていたことができなくなるという場合もあります。ペレット入れや飲み水のボトルの位置など、食べにくい、飲みにくい様子が生まれていないかという点も探っていただきたいと思います。特に水は器でも与えてみていただくとよいかもしれません。器から飲む様子が見られるならば、そのほうが飲みやすい環境になったといえるでしょう。この場合固定式の餌入れや、専用の水のみをご利用いただくこともよいと思います。そして本題のペレットについても、食べなくなっていることで体重や毛艶などに影響が出ていないかということも確認いただきたいと思います。体重が減ってきているようであれば食事内容を見直していただくことも必要になります。食べにくい環境が生まれているからなのか、それとも好みが変わったようなのかを探ってみてください。年齢と症状に合ったペレットなどを試してみていただくこともよいのかもしれません。食のこだわりが強く、新しいものをあまり受け入れてくれないという場合には、今与えているペレットと同じメーカーで年齢に合ったものなどがあればそちらをまずは試していただくこともよいと思います。同じメーカーですと形状などが近いことも多いですので、警戒心を和らげてあげられます。シニア向けのペレットもいろいろありますので、迷われてしまうことと思います。通販ではペレットのサンプルのプレゼントも行っております。ご注文品に同梱させていただく形ではありますが、もし気になるペレットなどがございましたらご相談いただければと思います。またサンプルがない場合もありますので、まずはお問合せだけでもご連絡いただければと思います。そしてやはり病気などが関連していないかという点を診ていただくことも重要です。ペレット以外を食べているということでも、うさぎさんの状況が変化していることは事実です。このことがうさぎさんからのサインということでもありますので、その意味を探っていただくことも大切です。かかりつけの獣医師にも是非ご相談ください。