うさぎさんが室内を散歩する環境ですが、飼い主さんのベッドの上にものぼることができるようです。うさぎは高いところも好きですので、ベッドの上にのぼることも楽しい行為となっているでしょう。気持ちも高ぶって興奮する様子が見られると思います。うさぎは興奮することでも糞やおしっこが出しまうことがありますので、問題行動に繋がるような場合には興奮を抑えてあげられる環境を考えていただくことも必要になるのです。おしっこを壁にかけるまでの様子も見られるようになっています。この興奮状態にあるということも考えられますが、他のうさぎさんが部屋に入ったということがあるようですので、その点も原因のひとつとして考えられると思います。自分の縄張りの中に他のうさぎが入ったということから、縄張り意識が芽生えたということは十分に考えられることです。一度だけということでも、においや気配を感じてしまっていたり、自分の縄張りを主張しなければ！という環境になってしまった可能性はあると思います。縄張りの主張は本能からくる行動でもありますので、止めさせることがとても難しいことです。縄張りの主張をせずともよい環境になるように、与えている環境を見直していただくことや、環境を見直すことはちょっと・・というならば、汚れてもよい環境に整えるという方法になると思います。ただ、ベッド部分や壁部分がへやんぽの度に汚れてしまうことは、飼い主さんのストレスにもなるのではないかと思います。汚れてもよいように保護用のシートなどやマットを敷くなどしていただくこともできることですが、お互いがこの環境ならと思える最善の状況がないかを探っていただくことで、こちらのお宅ならではの環境を作ってあげられるのだと思います。ベッド以外の場所でうさぎさんの新たな縄張りをつくっていただくこともひとつの対応方法だと思います。上下運動ができるうさぎさんだけの環境を考えてみていただくこともできるのではないでしょうか。環境が変わることで見られる行動にも変化が起きることもあります。またおしっこ飛ばしを見せるかもしれないと想定した上で環境を考えていただくことでも、うさぎさんの動向を余裕ある気持ちで見守ってあげられると思います。