うさぎさんの様子にこれまでとは違った印象があるようですので、慎重に観察、対応していただくことはとても大事なことだと思います。帰省されたという体験や、その後にパニック状態を体験していた様子、そして通院という日頃にはない状況を続けて体験しています。これらひとつひとつが少なからずストレスとなっていることは考えられることだと思います。そのストレスで食欲や様子などに変化が見られていることもあるのかもしれません。パニックを起こした後のうさぎさんの状態を獣医師に診ていただいていますので、ケガなどの心配はないという点を確認できています。しっかりと検査をしていただいた結果であるならば、安心してうさぎさんを観察いただけると思います。伸びが多くなったということには、色々な解釈ができるのではないでしょうか。様々な体験を経て、自分の居場所でリラックスしているという捉え方もできるのだと思います。もちろん、飼育環境に問題がないかという点も振り返っていただくために、室温湿度なども改めて計測して確認していただくことも大事なことです。またどういった場面でこの行動が見られているのかということも観察していただくとよいでしょう。見られる際に関連性などがあれば、そこに原因や理由が隠されているといえると思います。ケガなどの心配が尽きないというならば、この伸びをする以外にも不安な様子が見えないかということを探していただきたいと思います。まだまだ暑い日が続いてはいますが、刻一刻と季節の変わり目が始まっています。こういった変化なども感じていることでも行動に変化が見られてくる場合もあると思いますので、引き続きうさぎさんの様子をよく観察いただくことも大切です。またペレットの食べ進める様子にも違いがあるようですが、品質などにも目を向けていただくとよいでしょう。新しいものには興味を示している様子がありますので、与えているペレットの方に変化が起きているという可能性もあります。保管方法に気を付けてはいても、香りが飛んでしまったり、湿気を帯びてしまうなどのこともありますので確認してみてください。おやつをたくさんもらっていた状況も体験してきていますので、今までの状況に慣れ飽きてしまったという可能性もありますが、品質に問題がない場合で今のうさぎさんに適したペレットであるならば、引き続き複数のペレットを併用して与えていただきたいと思います。成長を重ねてきていますので、大人になることで食べ方に落ち着きが見られるようになることもあります。食べ進めるスピードが変わっても与えている量(食べるべき量)を食べきっているならば心配はないと思います。些細なうさぎさんの変化が、うさぎさんからのサインということもあります。気にしすぎということではなく、そのサインを見逃さないでいただくことがとても大切なのです。変化の意味を探っていただくことはとても重要なことですから、今後もよく観察いただきたいと思います。