散歩はストレスにならないでしょうか
6歳のネザーランドです。飼って3年になります。普段はサークルのなかで時々出して自由にさせていますが、すごく好奇心旺盛な子でものたりない様に感じます。ウサギが喜ぶ、出来る限りの事をしてあげたいと思い散歩に連れて行こうかと思いましたが、ペットショップではウサギ用のハーネス等が販売されていますが、犬の様にウサギは散歩をさせてストレスにはならないのでしょうか?アドバイスよろしくお願いします。
うさぎさんは、初めての場所や物などには警戒する様子を見せることが多いと思います。これは自分を守る習慣のようなものなのですが、多くの経験をさせることで変わってくるともいえると思います。外につれていく経験をさせたり、他の動物を見せたりすることは、コンパニオンアニマルとして暮らす上では大切なことでもあるのです。通院で病院などに連れて行く時に、必要以上にストレスを感じないようになるからです。ですから、大事な社会性を体験するにはうさんぽもひとつの手段であると思うのです。ただし、やはり慣れない環境はストレスを感じることでもあります。うさぎさんは私たちと一緒でそれぞれに個体差があります。活発なうさぎさんもいれば、とても臆病な子もいます。またうさんぽにはかかせないハーネスとリードの着用も必要になります。これらが受け入れられないといううさぎさんも中にはいますので、うさぎさんの状態を見ながら判断していただくことになるのだと思います。サークルの中で過ごすことと、室外の環境を過ごすことでは全く異なった体験にもなりますので、その環境の中で楽しそうに過ごす様子があるのか、その状況に応じて判断していただきたいと思います。外の世界にも臆することなく遊ぶ様子を見せる子ならば、ストレスをほとんど感じない場合もありますが、周りの環境を警戒しながら過ごしている場合には、大きなストレスがかかっているといえるのだと思います。そして今回のうさぎさんは年齢が6歳です。ある程度の年齢を向かえているということも受け止めていただくことが重要だと思います。若い頃とは違った様子なども見られ始める年齢でもありますので、慎重に対応していただくことも大変大事なことです。またうさんぽには注意する点も多くあります。これからの時期ですと気温や日差しの影響で、私たちでも熱中症になってしまいがちな気候が訪れます。地面付近で過ごすうさぎさんにとっては、もっと過酷な状況にもなりかねません。時間帯や気温なども充分に考慮していただくことが必要になってきます。また室内とは違って、外敵などやうさぎさんの周りにある植物などにも気を配っていただくことも必要になります。野良猫や犬、カラスなどへの注意も必要ですし、そこにある草を食べてしまうことは容易に考えられますから、害のある物ではないか、農薬や排気ガスの影響はないかなど事前に確認して見極めていただくことが大事です。そして帰ってきてから、虫などを付けていないか、ケガをしていないかなどの確認と、汚れを落とすということも含めてグルーミングしていただくことも必要になります。社会性を身につけることや、広い環境で運動できるというとても魅力のあるものですが、ストレスを感じる環境下にあるということも事実ですので、うさぎさんの体調や性格なども考えながら判断していただくことが何よりも大切だといえると思います。また、暑過ぎる、寒過ぎるという季節ではなく、春や秋などのうさんぽに適した季節に向けてうさんぽデビューができるように、事前の準備(ハーネスやリードに慣れる)が必要になってくると思います。
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