それぞれのうさぎさんがお互いの存在をしっかりと理解していて、よい関係で過ごしている様子が見られています。その関係性を保つことができるように、飼い主さんがしっかりと目を向けていらっしゃることも理由のひとつとなっていると思います。毛繕いを行う際に、その行為がエスカレートしていることから、毛が薄くなったり皮膚部分まで炎症が見られるようになっていると捉えられるのではないでしょうか。いくら先住うさぎが嫌がったり痛がったりしていないということでも、傷が見られている状態を見過ごすことはできないと思います。飼い主さんが舐めないように誘導することも一旦成功しているようですから、この方法を再度試していただくことや、舐める行為を見せるようになったらやめさせる、一旦離すという環境を与えていただくことになると思います。その環境の中でどういった反応を見せるようになるのかを観察していただいて、見られる行動に対してまた対応していただくということになると思います。そして先住うさぎさんが高齢ですので、若い子とは違って傷が癒えるまで時間がかかる可能性などもあるかもしれません。適切な対応と今後もより観察していただくこともとても重要です。