うさぎさんそれぞれで生まれた時の状況やこれまでの成長に関わる環境が違っていることだと思います。月齢から考えることもそうですが、今現在のこちらのうさぎさんの成長状態をまずは見極めていただくことも重要なことです。体重や体格などが順調に成長しているのか、不調などがないかということを専門家である獣医師に実際に見ていただくことは大事なことではないでしょうか。うさぎには個体差がありますので、同じ環境の中で過ごした場合でも、成長状態に違いが見られることもあります。月齢だけではなくその子ごとの状態を見て判断していただくことが必要なのです。ミルクは不要だという判断がついた時でミルクを止めるには、固形物をひとりで食べるようになっていることも条件に上がると思います。この点をまずは見極めていただくことが必要だと思いますので、うさぎを見ることができる獣医師にぜひご相談ください。そしてペレットや牧草をひとりでしっかりと食べることができない限り、栄養を取り込むことができない環境も生まれますから、固形物をひとりでしっかり食べられるようになるまではミルクと併用して見守っていただくことも必要なのだと思います。飼い主さんがお母さんうさぎの代わりとなって、ペレットや牧草が美味しい物だということを教えていただくことにもなります。また飲み水もひとりで飲めることを確認いただくことも必要です。子うさぎの体調は急変しやすいこともあります。お腹の調子も些細なことで変化が見られることもあります。食べるものが変わることでお腹の消化システムの働きが変わります。そうなると排泄物に変化が見られることもあります。お腹の調子に変化が起こることで、体調自体にも変化が見られることも少なくありませんので、特にお迎えしたばかりの環境であることと、月齢が若いということからもより慎重に対応していただくことも重要です。今のうさぎさんの状態をまず知っていただいて、その状態に合わせてこちらのうさぎさんに必要な食事内容や飼育環境が見えてくると思います。