順調に成長を重ねてきている様子が見られています。品種による体重の目安としてネザーランドドワーフ場合は900～1000ｇが指標とはなります。ただし個体差もあることですので、もともと大きくなる要素をもっている子の場合はこの体重を過ぎた場合でも適正体重といえることもあるのです。お迎えしたショップであれば、親やその上の代の情報などもわかると思いますので、一度聞いてみていただくとよいと思います。またショップや獣医師にうさぎさんの成長状態を見ていただくこともよいことです。健康状態も含めて専門家に直接見ていただいて今の状態を確認していただきましょう。そして骨格や肉付きなどからその子ごとの適正体重が見えてきますので、この体重を指標にして食事管理を行っていただくとよいと思います。体重の増加を少し抑えなければいけないという場合は、ペレットの制限を始める時期にきたと捉えていただくことになります。また今現在、朝晩でどのぐらいのペレットを与えていたのかということも確認していただくことになります。制限し始める前の量とその後の量をしっかりと認識していただくことも大事なことです。そしてペレットの制限を始める場合には、牧草もよりしっかり食べてもらえる環境を作っていただくことも大事です。この場合アルファルファ牧草は一日一掴み程度にしていただいて、イネ科の牧草（チモシー）をいつでも食べられる環境にしていただくことになります。食事内容が変わることで、排泄の状態や体調などに変化が見られることもありますので、新しく与えるものは少量からはじめていただきながら、慎重に観察して対応いただくことも大事になってきます。