生後3ヶ月を向かえているようですので、専門家に直接診ていただくことで性別の判定はできることだと思います。またオスの場合には、そのシンボルでもある陰嚢（睾丸）が、一定の年齢（生後6ヶ月前後）になることで生殖器の両脇にそれぞれ目にすることができるようになります。今回のケースは、生殖器付近に縦の棒状のものが見られているようですので、オスの陰茎の可能性もあるのかもしれません。先が丸い円筒状のものであればオスといえると思います。ただ、メスの生殖器も見方によっては突起しているように見えることもあります。棒状の突起物の先が割れている（スリットが入っている）場合は、メスの生殖器の可能性もあると思います。そのほかの見分け方としては、オスの場合は生殖器と肛門の位置が離れていますが、メスの場合はその距離が近いですので、この点も確認してみていただくとよいでしょう。マウンティングの行為はオスに限らず見られる行動です。縄張りの主張や自分の存在（優位性）などを表現している行動でもあります。またスプレー行為がないということですが、この行動も性別関係なく見られることがあります。それぞれの性格と与えている環境によって違いが出てくるといえます。心配な点としては、生殖器の部分に血が観察されるということです。何らかの状況によって出血が見られていたり、炎症があるなどのことが予測できることですので、性別の判断も含めて専門家である獣医師に診ていただくほうがよいと思います。心配なまま過ごさずに、しっかりと診ていただき不安を取り除いていただきましょう。