うさぎさんの行動をとてもよく観察されていらっしゃいます。トイレをトイレとして認識してきている様子がありますが、その使い方がシーンによって異なっているようです。お迎えされた環境にも十分に慣れてきているようですし、また飼い主さんのこともちゃんと認識していることだと思います。飼い主さんの目が届く時にトイレを使わないということでもありますから、注目を引きたいという気持ちなども考えられるのかもしれません。自分のことを見てもらいたい、かまってもらいたいという気持ちなどから、わざとトイレではない場所を使うこともあります。また、サークルなどで遊んでいる時には、楽しさを感じていたり、興奮していることもあると思います。興奮することでトイレの場所へ戻るという冷静な行動を取らずにその場でおしっこしてしまうことも少なくありません。どういった様子を見せながらトイレではない場所でおしっこしているのかということも観察していただくことで、理由が見えてくることもあると思います。夜間の場合はうさぎさんも休息する時間です。激しく動くということもなく穏やかに過ごしていると思いますので、その環境の中ではトイレの場所を判断して使っているといえる部分もあるのだと思います。それならば日中もそのように使ってもらえればよいのでしょうが、きっとうさぎさんなりの解釈の仕方があるのだと思います。トイレの使い方に対する認識が、夜間と日中では少し違っていることがあるようですから、単純にトイレだけについて考えることではなく、他の注意する点や注目していることがあることで、見られる行動が異なることもあるのだと思います。時間が経つにつれトイレの認識の仕方が決まりつつあるようですから、この先よりトイレの使い方が明確になる可能性も十分にあります。今後もよく観察していただきながら、うさぎさんがどういった行動を見せているのか、どう解釈している様子なのかを探っていただくことになるようです。