抱っこができないまま思春期を向かえている
生後8ヶ月になるアメリカンファジーロップと5月から暮らしています。抱っこがきちんと出来ないまま思春期を迎えてしまいました。自己主張が激しくはなったものの、今現在は手からご飯も食べてくれますし、おやつがあれば自ら膝に乗って来たりはするので恐怖心はない様ですが、抱っこは中々出来ません。思春期で少し神経質になっている様なのですが、継続して抱っこは練習した方が良いのでしょうか?また、生後8ヶ月にもなり、抱っこが出来ないのは手遅れではないでしょうか?世話するための抱っこの必要性を強く感じて焦っています。どうかアドバイスをよろしくお願いします。
生後8ヶ月を向かえたということですので、年齢的にも自己主張の行動が見られているようです。思春期が訪れることで、見られる行動に変化が起きるようになります。甘えてくる様子なども見せることもありますが、問題行動と呼ばれる行為なども見られることがあります。抱っこについてはうさぎにとって苦手な行為ですので、すんなりとできるということ自体が少ないことです。どちらのご家庭でもお悩みごとのひとつであるようです。抱っこを本能から苦手であるうさぎと、抱き上げる、抱きかかえることにまだ慣れていない飼い主さんという状況から、上手に抱っこできないということになるのです。苦手だといううさぎさんの気持ちは受け止めていただきながら、それでも必要性のある抱っこはうさぎさんに受け入れてもらうことになります。それには飼い主さんがコツを見つける、慣れる、上手になるということが必要になってくるのです。よく自宅では抱っこできないけれど、ショップや病院では抱っこされる状況があると思いますが、それは場所が変わっているということ(うさぎさんの縄張り以外の場所)もポイントですが、抱っこする側がポイントをしっかり押さえているともいえるのです。抱っこすると決めた時に躊躇せずに行うことや、抱き上げる時にうさぎさんを持つ場所が的確であれば、うさぎさんも嫌々ながらもその状況を受け入れてくれるのです。抱っこの練習は無理に何度も試すということではなく、実践練習といえるように必要性がある抱っこでチャレンジしていただくとよいと思います。ケージの外に出す時や戻す時、爪切りやグルーミングを行う時など、生活の中で必要な場面で繰り返して行うことで、抱っこの先にある行為も含めてうさぎさんに認識してもらうことができます。また楽しい、うれしいなどの状況となるご褒美も与えていただくことで、関連して覚えてもらえるようにもなります。嫌だけどご褒美や楽しいことがその先にあると認識してくれることで、次第に受け入れてくれるようにもなるのです。抱っこは一筋縄ではいかないことも多いのですが、諦めずにチャレンジしていただきたいと思います。大人うさぎとなったことで体も大きくなっていますし、逃げたり嫌がった時などに見せる反応の大きさなども予測できる部分があります。ですが手遅れなどではないですので、抱っこをする際の状況も想定した中でどう取り組むことが必要かを考えながらチャレンジしていただきたいと思います。かかりつけの獣医師やうさぎさんをお迎えしたショップにも抱っこのコツを教われないかご相談いただくことがよいと思います。うさぎさんと一緒にその場で抱っこのコツを感じることができれば、抱っこ上手になる近道になると思います。
横浜店045-762-1232
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