うさぎさんが過ごしている様子に変化が見られていますので、そのことを慎重に受け止めながら対応していただくことが必要のようです。8歳という年齢になるようですから、若い時とは違った状況もいろいろ見られてくることも多くなります。ただ、そのことが加齢によって見られている変化であるのか、それとも何かトラブルが起きていて見られていることなのかを見極めていただくことが重要なのです。その判断は直接うさぎさんを診ていただくことで見えてくることですから、お早めの受診をお勧めさせていただきます。私たちの時間の進み方とうさぎの時間の進み方は違っています。数日様子を見るということがうさぎの時間で考えた時、私たちの何倍もの時間が過ぎていることになりますから、うさぎさんの変化を見逃さずに適切な対応を取っていただくことが最短の原因究明に繋がり、またその後の経過に違いが見られるといえるのです。歩くことや走ることは普通の状態といっても、体を斜めにして転ぶ様子やよろける様子、そして足自体にも変化を感じている状況です。いずれも体の左側という関連性もあるようです。食欲に普段から波があるようですが、いつもよりも少ない食欲という点も見逃すことができないでしょう。こういったサインがしっかりと見えている状態ですから、病気の疑いがないかということは直接診ていただくこと、検査していただくことで見えてくることです。どうぞ早めにかかりつけの獣医師にご連絡いただきたいと思います。診ていただいた結果大きな心配がないとなれば安心できますし、加齢などが関係しているならば、今後はどういった環境がこのうさぎさんにとって最良の環境になるのかをご相談いただくこともできると思います。朝晩の気温差も大きくなる時期です。うさぎさんにとっての快適な環境も、年を追うごとに変化してくることもありますので、今のうさぎさんの状態をしっかり知っていただいて、よりよい環境の中でゆったりと過ごしてもらえるよう環境を整えていただきたいと思います。