こちらのお宅ならではのルールがこの4年の中で決まってきたといえるようではないでしょうか。抱っこが苦手なことは、うさぎ全般にいえることです。そんな中、どう接することができるのかを考えて行動されている飼い主さんです。またその対応にうさぎさんも納得している様子が見られています。すべてのうさぎさんやすべてのご家庭にこのルールが当てはまるかといえば、ご友人の言葉にもあるようにそうではないのかもしれません。ですがそれぞれのご家庭ごとにルールがあってよいことですから、今回のこの様子がこちらのお宅ならではの決まり事になっていると捉えていただいてよいと思います。抱っこが苦手なうさぎですが、中には抱っこ好きで飼い主さんとのコミュニケーションが大好きな子もいますので、こういった個体差と与えられた環境の中でルールが決まるのですから、それぞれのご家庭で違っていてよいのだと思います。飼い主さんの言葉とそれに関連する動き方をうさぎさんもしっかり理解していて、どちらが上位にあるのかということも認識していることだと思います。嫌々ながらもそれぞれの行為に付き合ってくれているとの見方もできるのですから、飼い主さんのことをちゃんと理解して受け入れてくれているといえるのではないでしょうか。この関係性もとてもよい状態なのだと思います。もちろん、抱っこができて体のチェックや爪切り、グルーミングなどもしっかりできるような状況が望ましいことではありますが、できる範囲で行えることもこちらのルールですので、これはこれでとても貴重な状況といえると思います。珍しいケースかといわれれば、確かにそういう面もあるのかもしれませんが、どちらのお宅でもそれぞれのルールがあることです。自信を持っていただける状況だと感じますので、ぜひ今後もこの素敵な関係を続けていただきたいと思います。