女の子同士のうさぎさんですので、相性が合う場合には一緒にさせることもできることはあります。ですがそれぞれの性格や取り巻いている環境によって見せる行動は全く違ってきます。また年齢を重ねることで見せる行動にも変化がありますので、小さい時は大丈夫だったからという理由は当てはまらなくなることもあります。後からお迎えしたうさぎさんの方が先住うさぎに対して行動を起こしているようですが、年齢なども関係していると思います。思春期を向かえているようならば、縄張りや優位性（自分の強さ）を示すための行動となっている可能性は十分にあると思います。追いかけるという行為は、先住うさぎが逃げるからということもあるのだと思いますが、かまってもらいたい、遊びたいといった気持ちなどがある場合で、相手が嫌がっているならば追いかけるという状況にもなると思います。月齢が若いうさぎさんであれば、お迎えした時のようにお母さんを求めていると解釈できる部分もありますが、昨年お迎えしたといううさぎさんですから年齢も大人うさぎの仲間入りをしているのではないでしょうか。お母さんを求めている状況とはまた違っているのではないかと感じられます。攻撃するような様子を見せてはいないということではありますが、追いかけられることはストレスになります。また追いかける方も、必死になっていることも予測できますので、これもある意味ストレスといえるでしょう。追いかけられる方が今は我慢している様子ですが、この我慢が限界に達した時大きな喧嘩などに繋がる可能性もあるのです。そうならずに済む環境を与えてあげられるのですから、一緒にはさせずにそれぞれのうさぎさんが安心して遊ぶことができる環境にしていただくことがよいと思います。環境をしっかり管理してあげることも飼い主さんの役目のひとつになるのです。