うさぎさんが見せてくれる行動は、本当に様々ですので目にする機会の少ないシーンなどは、興味津々になってしまうことは誰でもがそうだと思います。仰向けになって寝ている状況が中々見られないということは、それが本来あるべきうさぎの姿でもあると思います。ペットうさぎの取り巻く環境は、警戒することなどが野生化よりも少なくなっているわけですが、それでも仰向けになって寝ることはそう簡単には見られない状況でもあります。日頃からうさぎさんが見せる反応などからは、飼い主さんが大好きで、撫でてもらったりかまってもらったりすることが好きな子のようです。飼い主さんが傍にいることで安心していることだと思いますが、逆にいつでも傍にいてくれることに意識が向いているという解釈もできるのかもしれません。飼い主さんがいないことで、その意識が解放されているようならば、体を投げ出してふて寝とでもいえるような状況だという見方もできるのかもしれません。もちろんたまたまご主人が目にすることが多いだけということもあると思いますが、ご主人が目にした時のうさぎさんを取り巻いている環境をもう一度よく思い返してみていただくことでも、理由が見えてくると思います。うさぎさんは飼い主さんの気持ちの動きや変化なども敏感に感じますので、飼い主さんがお考えのように仰向けが見たい、お腹を撫でたいという気持ちを察している可能性もあるのかもしれません。その気持ちを抑えていただきながらうさぎさんの行動を観察していただくことで、見られる様子に変化があるのかを探っていただくこともできると思います。