見られる行動に変化がある
生後9ヵ月のミニロップイヤーの女の子を飼っているのですが、先週から気性が荒くなってしまったというか性格が変わってしまったというか…。今まではケージの戸を開けると撫でて撫でてと手を舐めたり頭を押し付けてきたりと目一杯甘えてからケージから出て部屋んぽを開始する(たまに撫でてもらうだけで満足してしまいケージから出ない)といった感じだったのですが最近はケージの戸に手をかけると中で激しく動き、開けると同時に飛び出してくるようになりました。部屋んぽ中も足に飛びかかってくるようになり、撫でようとしても直ぐに離れていきます。ご飯をあげようとするときも今までは真っ先にペレットに食いついていたのですがそれも気にせずとにかく外に出たいといった様子で脱走を試みようとしています。これは発情期にはいったということなのでしょうか?それとも一般的に思春期にみられる行動が今までなかったので遅い思春期がきたのでしょうか?また、今回の行動が始まる2、3日ほど前から形は丸く普段と変わらないサイズなのですが柔らかく盲腸フンのような(それよりも強いかもしれない)においのするフンが見られるようになり、動くたびに短くブッブッと鳴く?ようになったのですがこれも関係あることでしょうか?換毛期であったため普段のご飯の中にバニセレのヘアボールコントロールを少し混ぜていたのですがフンについてはこれが原因でしょうか?ウサギを飼うのは初めてで色々調べてみたのですがピンとくるものがなく今回質問させていただきました。聞きたいことが沢山あり過ぎてうまくまとめられずすいません。フンについては明日定期検診に行こうと思っているので、その際に獣医さんにも聞いてみようとは思っています。
突然の行動の変化が見られたようですので、飼い主さんも戸惑いがあると思います。行動の変化には、ケージの外の環境についてかかわっている様子があります。外に出られることがわかった時の反応に、まず大きな変化が見られています。飼い主さんとのコミュニケーションよりも、外に出たいという様子が見られています。また部屋んぽ中も活発な様子もあるようですし、食事の時間がきてもケージの外での遊びや探索に気持ちが向いているようです。9ヶ月という年齢ですので、思春期の行動を見せても不思議ではないと思います。これまでたまたまそういった行動がなかっただけで、今回何らかの理由があって見られ始めていると解釈はできるようです。他の動物や人などの介入があったりすることで、自分の縄張りを主張しなければいけない状況になりますので、見せる行動が変わってきます。ちょっとした環境の変化でも行動に違いが見られることもありますので、与えている環境を見返してみていただくことも重要です。ご質問の内容からは、思春期や発情期が訪れていることで見られている可能性がとても高いようではあります。においの強い糞が見られていることや、興奮しながら室内の探索を行うことにも、縄張り行動として捉えられる部分があるようです。糞の変化には、食べたもの影響で変化が見られることがありますが、飼育環境などの変化でも見られることがありますので、与えている環境と食欲やストレスなども含めて今一度観察していただくことがよいと思います。うさぎさんからの言葉は、行動や排泄物などの変化がサインとなっています。その変化を見逃さずに受け止めていただくことが重要で、その状況に不安がある時には獣医師に直接診ていただくことが何より大事なことです。
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