飼育環境や感情表現について
先日はご丁寧なお返事ありがとうございました。大変助かりました。再びお聞きしたいことがあります。
①ケージとサークルを繋いで、自由にケージとサークル内を行き来できるようにしたのですが、それでも1日に一度部屋の中で放して遊ばせた方がいいのでしょうか。
②まだ迎えて一週間程ですが、抱っこをきて足の裏を拭こうとすると嫌がってしまいます。ペットショップでは抱っこをしても嫌がっていなかったのですが、まだ環境に慣れていなく、抱っこが苦手ということでしょうか。
③嬉しい、怖い、怒りなど基本的なうさぎの感情表現を教えて頂きたいです。なでなでしても嬉しいかどうかわからず不安になります。
よろしくお願いします。
ケージとサークルを繋げ、その中を自由に行き来できる環境となっています。ケージだけではなくある程度のスペースが確保できていることと、うさぎさんが好きな時に好きなだけ遊ぶこともできる環境です。うさぎさんの縄張りが明確になっていますので、とてもよい環境となっていると思います。さらに広い環境を与えてしまうことで、その環境を自分の縄張りと捉えてしまうことがあります。サークルから出たいという表現も見られてくることも考えられ、そのことが問題行動となってしまうこともあります。サークルで仕切った環境は、運動するには十分の環境となっているはずですので、このうさぎさん専用の場所での過ごし方を観察していただくことでよいと思います。次に足の裏を拭く行為と、それを行う際の抱っこが苦手なようですが、うさぎにとって足裏に触れられることはあまり得意ではないようです。また抱っこについても得意ではないことが基本といえると思います。抱っこにチャレンジする時、うさぎさんの縄張り以外の場所で試してみていただきたいと思います。環境が変わることでそちらに気が向きますので、比較的大人しくなることがあります。ペットショップで抱っこできたということも、このいつもと違う環境ということを察知していたことがあったのかもしれません。またお迎えする時ですから、まだ飼い主さんのことを認識できていなく、緊張していたことなども考えられます。お迎えして一緒に過ごしている中で、この人が飼い主さんだということを理解してきていると思います。本当は抱っこが苦手だという気持ちを、しっかりと伝えてきているとも解釈できると思います。このうさぎさんの気持ちを飼い主さんにも受け止めていただきたいことですが、それでもグルーミングしたり、キャリーへ入れたりする時には抱っこが必要不可欠です。そのことを受け入れてもえらえるように抱っこを上達していただくことも飼い主さんの役目となります。成功する要素のひとつとして、縄張り以外の場所で行うことがありますので、試してみていただきたいと思います。そして感情表現ですが、その子その子で見せる様子が本当に違っています。人間の表情とは違って読み取りにくいと感じることもありますが、見られている行動なども合わせて観察していただくことでその意味を探っていただけます。一般的に言われている嬉しいという行動には、体をひねるようにしてジャンプしたりする姿も見られます。撫でられることで嬉しい、気持ちいいと思っていれば、目をつぶって体を任せたり、撫でることを止めることで続けて撫でてほしいと頭を突き出してくる様子も見られると思います。怖いという時は後ずさりするなどして、安全な場所(ハウスなど)へと逃げることもあります。耳を後ろに倒して体を緊張させている時には、警戒している時に見られる様子でもあります。怒っている時には足ダンと呼ばれているスタンピングの行為が見られることが多いと思います。警戒している時などにも見られる行動です。またブーブーと鼻を鳴らす時も同様です。感情表現を読み解くには見られている行動だけではなく、その時にうさぎさんを取り巻いている環境全体も観察していただくことから探っていただくことになると思います。
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