うさぎの糞は通常丸い形で排泄されます。食事量の変化などで大きさが小さくなったりもしますが、形が一定である時ならば、良い状態とは言い切れませんが経過観察していただけると思います。今回の場合は、丸い形ではなくコーヒー豆のように潰れた楕円形の形で排泄されているようです。この大きさが不定な場合は、お腹に飲み込んでしまった毛などがあることで、丸く形成されずに排泄されていることが考えられる状況です。また濡れている様子については、粘液性のものと一緒に排泄されているような場合は早急な対応も必要になってきます。水分が多く含まれているような場合は、軟便とも疑える状況なのかもしれません。お腹の調子が悪いことで軟便の症状が見られることもあります。今回の糞の後に糞自体が小さくなったり、不揃いな糞が見られるような場合は、すぐに獣医師に診ていただくことが必要です。従来とは違う状況ですので、うさぎさんの消化システムに変化が起きているというサインです。こちらのうさぎさんのお腹の状態がどうなっているのか、病気の疑いがないかということを専門家に直接診ていただいて判断していただきましょう。気温や湿度も高い時期ですので、通院の際には暑さ対策をしっかり取り入れてお出かけいただきたいと思います。