かじり木を齧らなくなった
9ヶ月になるミニウサギを飼っています。先日、お腹の調子が悪かったり食欲がなく水も飲まずで相談させていただきました。回答にあった通り、動物病院へ行ったところ、奥歯の不正咬合が発覚し、全身麻酔をして歯を削ってもらいました。正直かなりショックでした。歯が伸びたらまた削ってもらわなければいけないのかと思うと、可哀想で気の毒になってしまいます。今のところ食欲はもどり、よく食べ、よく出しています。ただ、今まで普通にかじっていたかじり木をかじらなくなってしまいました。夜中や、ケージの外に出してほしい時によくかじっていたのに、夜中も静かにしているし、アゴをスリスリするのに、かじるまでしないのです。歯の伸びすぎ防止の為と思い、新しいかじり木も与えたのにそっちも全くかじりません。このままだと、また歯が伸びてすぐに削らなきゃいけなくなりそうで、不安です。どうしたら良いでしょうか?補足として、最近たまに息があがっているような気がしています。発情期を向かえていますので、そのせいかもしれませんが、ただ横になっている時にお腹が激しく上下していたことがありました。回答よろしくお願いします。(一部中略)
奥歯の不正咬合の場合は、飼い主さんが目で見て確認することが難しいですので、早期に発見できたことはとてもラッキーだったといえると思います。適切な処置をしていただいたことで、食欲も戻り元気な様子もあるようですが、これまでとは違った様子が見られてきているようです。かじり木を齧ることを見せなくなったということですが、歯の状態が本来あるべきよい状態になったことで、齧ることへの興味が薄れてきているという解釈の仕方もできるのではないでしょうか。すべてのうさぎさんがかじり木に興味を示して齧る行為を見せるのではないですので、うさぎさんにとって何らかの理由があって見られている状況といえるのかもしれません。発情期を向かえているということもありますので、そういったことなども関連している可能性もあると思います。ただ、やはり齧ることをもともと見せていたうさぎさんですので、いつでも齧ることができる環境を与えていただくことは必要です。体も成長してきていると思いますので、今のうさぎさんにとって齧りやすい場所や位置にかじり木を取り付けていただく、より興味を示してくれるものなどうさぎさんの好みなども探って与えていただくことも必要です。そして、牧草もいつでも食べられる環境にしていただくことも重要です。牧草大好きなうさぎさんは、噛み切る、すり潰すといった作業をしっかり行い食べますので、適切な歯の状態を保つことにも繋がります。それから息が上がっているような様子、横になってお腹が激しく動くような様子があるようですが、うさぎさんが過ごしている場所が適正な環境となっていることを確認していただくことも重要です。初夏にも近い気候や、湿度もある時期ですので、快適な環境を与えているかしっかり探っていただきたいと思います。そして食欲や排泄の状態、様子なども引き続き観察していただきながら、不安が感じられる時には獣医師にご相談いただきたいと思います。
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