毛をむしる行為とケージを齧ってしまうこと
はじめまして。私の家ではロップイヤーの9ヶ月の♂とミニうさぎの5ヶ月の♀を飼っています。♂の子は先日去勢手術が終わり、元気に牧草やペレットも食べ、部屋でも走り回るくらい元気になりました。♀の子と一緒にへやんぽをさせました。初日は特に何もなく、♂が♀の後ろをちょこちょこ歩いてついていったり、♀が寝っ転がると♂が近寄ってペロペロしたりと、とても微笑ましい姿でした。一緒にへやんぽをさせて3日目になりますが、突然♀が自分の肉垂の毛をむしりだしました。後ろをついてきた♂が心配したのかずっと♀のその姿を見つめていました。すると突然♀が、♂の体の毛をむしってしまいました。♂は無反応でしたが、すぐに♀をケージに戻しました。口の中にある毛を、全部は取れませんでしたが♂の分の毛は取り除けました。ケージに戻ると自分の毛をむしるのをやめました。自分の毛をむしり出した時は偽妊娠か!?と思ったのですが、違うのでしょうか。また、♀は里親でいただいた子なのですが、小さな頃からケージの噛みグセが治りません。ダメ!と叱ったら一時的にやめますが、また噛んでしまいます。ナメカジノンをつけてみても、美味しそうに舐めてしまい、味がなくなるとまた噛み始めます。齧り木フェンスをつけても、とてもかじってはいるのですが、フェンスがついてないところを探してわざわざ上の扉のケージを噛みます。歯が心配なのでやめさせたいですが、なかなか難しいでしょうか。長くなりましたが、何かアドバイスありましたらよろしくお願いいたします。
5か月のうさぎさんの行動に変化が見られたようです。男の子のうさぎさんの去勢手術を終えて、一緒に部屋んぽした状況で見られた行動です。肉垂部分の毛をむしるという行為からは確かに疑似妊娠の行動と捉えていただける様子があると思います。同じ空間で過ごしたことが糸口となって、発情したという可能性はあると思います。月齢的にも大人の仲間入りの年齢でもありますので、思春期を向かえたということも十分に考えられると思います。相手のうさぎさんの毛までもむしって、巣作りを行おうとしたことも考えられますが、思春期に見られる縄張りの主張という捉え方もできると思います。ケージに戻ることでむしる行為がなくなったということもありますので、うさぎさんの様子を観察しながら対応していただくことが必要だと思います。去勢手術をしたことで繁殖行為ができない環境にはなっていますが、それぞれの縄張りの主張や優位性の主張なども見られても不思議ではない状況ですので、その点を受け止めていただきながら、それぞれの縄張りを与えて遊ばせてあげるほうが、お互いのストレスがなくなるともいえると思います。どういった環境の中でならばこちらのうさぎさん達が快適に過ごしてくれるのかを、ぜひ探っていただきたいと思います。そして、ケージをどうしても齧ってしまうようですので、齧り木フェンスを取り付けていただいたように、齧ってもよい環境を与えてあげましょう。齧る行為はうさぎさんの仕事ともいえることです。この行為を止めさせることは難しいですので、齧っても安心して見守ってあげられる環境に整えていただくことが必要なのです。うさぎさんも賢い動物ですから、より齧りやすい場所を見つけて齧ります。ケージやサークルなどはうさぎさんが齧りやすい場所でもありますので、隙間を見つけてはその部分を齧ろうとすることは予想できることでもあります。専用のフェンスでは足りないという場合には、複数を取り付けていただいたり、すのこなどもご利用いただいているケースが多いようです。かじり木すのこやエンボスすのこを用いて環境を整えている方も多いですので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
当店HP取扱い商品 すのこのカテゴリトップページ
http://www.rabbittail.com/cart/list.asp?PID=14
横浜店045-762-1232
恵比寿店03-5774-5443
洗足店03-5726-8670
柴又店03-6657-9524
吉祥寺店0422-26-6064
二子玉川店03-3700-3885
オリナス錦糸町店03-5809-7508
海老名ビナウォーク店046-200-9910
グランベリーパーク店042-850-7041
レイクタウン店048-940-8346
幕張新都心店043-441-7307