足裏の毛が抜けることで皮膚が見えてしまう状況にもなりますので、そうなることで皮膚に炎症が見られるようになったり、傷がついてしまったりということが考えられることだと思います。以前は足裏を気にする、そして自ら毛を抜くという状況があったようですが、気になるということは、痛みなどの違和感があったのかもしれません。また飼育環境にストレスなどがなかったかということも思い返していただくことが必要です。衛生面をしっかりと保つことができていたのか、足裏に違和感が生まれるような環境になっていなかったのかということです。そして今現在のうさぎさんの様子もしっかりと見てあげてください。今回も自分で毛を抜いてしまっているのか、そうでないのかということも確認していただく必要があります。自ら抜く様子を見せているようならば、違和感があったりストレスなどが作用して見せていることなども推測できると思います。抜いている様子はないということならば、飼育環境などに足裏の毛が抜けてしまう状況が生まれているかもしれないということを疑っていただいて、うさぎさんを取り巻く環境を今一度見直していただくことも必要です。足裏の毛が薄くなっていたり脱毛がある時には、皮膚が直に床面に設置してしまっているということです。そうなることで皮膚に炎症や傷が出来やすい環境とも捉えていただけると思います。いずれの理由があったとしても、飼育環境や食事面も含めてもう一度確認して快適な環境を与えていただくと共に、今のうさぎさんの状態をきちんと把握するためにも、かかりつけの獣医師にご相談いただくことが必要です。９歳という年齢は、若い時とは違って様々な体の変化も見られることも十分に考えられることです。うさぎさんからのサインを見逃さずに見つけられたのですから、このことをしっかりと受け止めていただいて、ぜひ獣医師に診ていただきましょう。