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思春期

穴掘りの動作をずっとしています

1才8か月のメスのミニうさぎです。夜寝るときはケージに戻しますが、それ以外は室内で飼っています。年末頃から、穴掘りの動作をずっとしています。じゅうたんを穿ったり、ひっぱったり、休む間もなくずっと続けています。室内にいるときもケージにいれた時もずっと興奮している感じです。偽妊娠も経験していますが、今回はそうではないようで食欲もありますし、草を集めることもありません。室内に出してあげても殺気立った感じすらするので、今はずっとケージの中に入れて様子を見ています。「もう落ち着いたかな」と2~3日後に室内に出してあげても、やっぱり興奮状態はなおってなくて、またすぐケージの中に戻すという事を繰り返しています。なぜこんなことになっているのでしょうか。いつまで続くのでしょうか。どうしてあげたらいいでしょうか。うちのうさぎちゃんは、寝ている時以外はケージの中からずっと「出してくれ~」と言っています(;O;)

年齢的にもお年頃のようですので、思春期や発情期などが訪れていることも考えられるようです。穴を掘る行動は、穴ウサギの本能から見られる動作ともいえます。こちらのうさぎさんにとって、この行動を起こすことが必要な状況にあって、また習慣化してきている可能性もあるのだと思います。行動を起こすことで興奮が興奮を呼び、さらにエスカレートしてしまう循環が見られているともいえるようではないでしょうか。疑似妊娠の経験もあるようですが、その時とは見られている状況に違いがあるようです。それでも今のうさぎさんにとって穴を掘るという行為が中心となった環境になってしまっているようです。ケージの中でも外でも、この行動が見られる時の状況をもう一度よく観察してみましょう。場所が決まっているなどがあれば、その場所で穴を掘る行動が出来ないような環境を作ることで、うさぎさんがどう反応を見せるのかを観察していただけます。例えば固定式のおもちゃなどを設置してみたりすることで、その行動を止めるのかどうかを確認していただけます。また逆に、徹底的に掘るという行動を満喫してもらえる環境を別に与えるということもひとつの方法です。ケージの外の一角に、掘るということに集中してもらえる遊び場を作ってみることでも、うさぎさんの行動の変化を観察していただけることでしょう。ほりほりハウス(商品番号1406)やうさばらし(商品番号195)などを試してみていただくこともお勧めです。しっかりと遊ぶことができる環境があることで、うさぎさんの気持ちや行動に変化が生まれることも考えられるのではないでしょうか。また、掘る行動以外の別のことに気を向けてもらえるような環境作りも試してみることもよいと思います。牧草やわらでできたおもちゃなどに興味を示してくれるようならば、齧って食べられる環境を与えていただけますので、夢中になって遊ぶ様子なども見られることがあります。ケージの外に出してほしいとアピールしているようですので、外に出られないストレスなども加わってしまっていることも考えられると思います。時間と行動範囲を決めてストレスを発散できる環境も与えてあげることで、見られる行動に変化が起こることもありますので、今一度与えている環境全体を考えてみていただくことも大切なのだと思います。そしてこの行動が見られるようになった前後で、それまでとの環境の変化などがなかったか、ストレスなどが関係していないかということも合わせて考えていただくことで、理由となっていることが見えてくることもあります。

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