出産そして子育てを、順調にお母さんうさぎが行えているようです。赤ちゃんもすくすくと大きくなってきていることなのでしょう。授乳がしっかり行えていることで赤ちゃんも成長を重ねますので、ある程度の時期がくることで固形物の食事にも目を向けてくれるようになります。またお母さんが食べているものに興味を示して、真似して食べることも見せるようになります。とても食欲旺盛なお母さんということですが、授乳している今の時期は、通常よりも栄養を必要としています。赤ちゃんに与えるためのミルクを作り、そしてそれを与えている状況ですので、普段よりも栄養価を必要としていますし、体力も消耗しています。その点を補うためにもペレットの量を見直していただいてもよいといえるのです。まずお母さんの体格や体重も見ていただくとよいと思います。体重が減っていたりしていないか、毛艶などが悪くなっていないかなどを確認してください。またミルクを十分に与えてあげられているのか、赤ちゃんの成長も今一度確認いただくこともよいでしょう。お母さんの体重が減っていたりするような場合には、与えるペレットの量を増やしてあげてもよいのかもしれません。ただ、飼い主さんが心配しているように、与えた分だけ食べてしまうということが予測できることがあります。その点も考えながら、少しだけ多めに与えてみて様子を観察していただくこともよいと思いまます。また、赤ちゃんうさぎがペレットや牧草を食べ始めることを確認できた時に、ペレットの量を多くしてあげることでもよいと思います。こうすることでお母さんがどういった行動を取るのかを確認していただいて、対応していただくことでもよいのではないでしょうか。ペレットに興味を示してきた時に、赤ちゃん用として食べやすい器にペレットを入れて与えてみてください。自分のフード入れ以外に与えることで、これは赤ちゃんの分としての意図が伝わることだと思います。もちろん、食欲が勝っていれば食べてしまうこともあると思いますが、どういった反応を見せるのかを観察していただけると思います。離乳の時期は早すぎることなく経過を慎重に観察していただきたいと思います。お母さんと離す時は、まず日中の短い時間から徐々に間隔をあけるように順序立てて進めていただくことが望ましいと思います。そしてドッグス・ラビットエンハンサー（商品番号822）は、子うさぎさんを含めた全年齢のうさぎさんに食べてもらえます。固形物に興味を示し食べるようになったら、与える量を守りペレットに加えて与えていただくとよいと思います。