グルーミングのご利用ありがとうございます。体重が中々増えていないような様子ですので、店頭でもご案内させていただいているように、この場合やはり食事の内容を見返していただくことが必要になります。牧草はうさぎにとってとても重要な役割を持っているものですが、子うさぎさんの時期には与え方に気を付けていただく場合もあるのです。うさぎさんによっては牧草の繊維質をたくさん取ることで、成長不良を起こしてしまうケースがあるのです。多くの繊維質が取り込まれることで、必要な栄養素までもその繊維質が一緒に排泄してしまうのです。そのことにより体重が増えない、体が大きくならないということが見られることがあるのです。牧草を減らしたことで、心なしか元気がなくなってきていることは心配なことだと思います。また牧草の量を減らしてもペレットの量が進まないということですから、方法を変えてあげることも必要なのだと思います。牧草の種類をより栄養価のあるアルファルファ牧草を中心に与えていただくこともできると思います。牧草が大好きといううさぎさんの印象がありますので、その牧草の栄養価を上げてあげることにより、体を作ることにも繋がると思います。またペレットが進まないという理由がほかにないかという点も考えてみましょう。食べやすい環境になっているかということを再確認いただいて、より食べやすい環境に整えていただくことで、うさぎさんの食べ方に変化があるかどうかを観察していただけます。そして寒さ対策の為に取り入れた毛布に興味をあまり示してくれていないようです。またトイレの場所もあいまいになってきている状況がありますので、毛布ではない寒さ対策を考えていただくことがよいのかもしれません。毛布の上でくつろぐ様子も見せてくれないようですから、うさぎさんにとって心地よい場所という捉え方ではないのかもしれませんね。毛布を取り除いでいただいてどういったケージの使い方を見せるのかをまた観察していただくとよいと思います。そしてケージの外にも寒さ対策はできます。うさぎさんのケージの中の使い方を見ながら、ケージの外にも対策を取り入れてうさぎさんの行動を観察していただくことができると思います。うさぎさんの好みは本当にそれぞれです。食事に関しても環境に関しても、うさぎの数だけその好みがあるといっても過言ではないと思います。その好みを探りながら試行錯誤していただくことにはなりますが、そのこともうさぎと暮らす醍醐味のひとつといえるのだと思います。うさぎさんの行動をよく観察していただくことで、その言葉も見えてくるようになりますので、今後もよく観察していただきたいと思います。