トイレのしつけについて
8月生まれのロップイヤーを飼い始めてひと月経ちます。トイレのしつけをしようと、おしっこの臭いがついたティッシュをいれたり、おしっこしそうだったらトイレに移動させるなどしていますが、いまだ覚えてくれません。ケージにはトイレポイントが2箇所あり、片方にトイレを設置するもトイレをせずトイレがくつろぎスペースとなってしまいました。ケージ内には、段をつけてあげたりロフトをつけたり階段をつけその下を隠れ家にしてはいますが、隠れ家をくつろぎの時間にできていると思えば、トイレでダラーンとして別の隅でトイレをしてしまいます。糞は仕方ないのですが、おしっこをしつけるにはどうすればいいですか。サークルで遊ばせてもそこら辺にトイレするので、臭いを覚えてもらえないかなと思っています。
8月生まれのうさぎさんですので、月齢が4ヶ月を向かえようとしている頃です。お迎えしてひと月が経ったということですから、新しい環境にも十分に慣れてきていることだと思います。トイレのしつけは一筋縄ではいかないことが多いですので、多くの飼い主さんも頭を悩ませる課題のひとつともいえると思います。まずうさぎさんが与えられた環境をどう使っているのかを理解するところからスタートといえると思います。今回の飼い主さんはうさぎさんの様子をしっかりと観察されています。ケージの中では、トイレとして使うポイントが二か所あることと、与えているトイレがくつろぐ場所のひとつとなっている様子が見られています。サークルの中では場所が決まっていなく、あちこちで見せているようですので、この場合はトイレの場所があるというよりも、興奮していることで見られていることや、においつけ(縄張りの主張)のためという印象になるのではないでしょうか。ケージの中の環境としては、トイレのほかにくつろぐ場所や隠れ家となるところを作ってあげています。その場所でも過ごすこともありつつ、トイレでも同様にリラックスしている様子です。トイレがトイレとしてではなく、第二のベッド(もしかしたらこちらが一番居心地のよい場所の可能性もあると思います)となっていますので、うさぎさんがトイレとして使っている場所に対策をしていただくことで様子を観察していただけると思います。トイレを設置していないもう一方のトイレポイントをふさいでしまうことなどで反応を見ていただけます。固定式のかじり木などを設置してみたり、小さ目のブロックを置いていただくことでもよいでしょう。うさぎさんがトイレの体制を取ることができない環境にしていただくことで、うさぎさんがどう反応を見せるのかを観察していただけます。その状況の中で見せた様子から、トイレの場所をどう認識しているのかがわかってきますので、対応策もおのずと見えてくるようになると思います。年齢的にも思春期に入ってくる時期を迎える頃です。縄張りや優位性を主張するようになることで、においつけとしておしっこや糞を見せることも増えてくることもあります。ケージの中ではトイレの場所をうさぎさんなりに決めている印象も感じられますので、トイレが決められないということではなく、飼い主さんが与えているトイレと、うさぎさんが認識しているトイレの場所が一致していないのだと思います。うさぎさんがなぜその場所を使っているのかという理由を見つけることと、本来のトイレへと誘導できるような環境作りを考えて試していただきたいと思います。トイレのしつけは根気も重要です。うさぎさんの視点で見られる行動の意味も合わせて考えていただきながら、諦めずに頑張っていただきたいと思います。
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