食事の時にだけ威嚇してくる
こんにちは。うさちゃんを飼うのは初めてで、困ったときはいつもこちらのQ&Aを拝見させていただいています。実はいま飼っているうさちゃんの威嚇で困っていて相談にきました。うちのうさちゃんは生後4ヶ月ほどのミニウサギの男の子で、体重は1キロくらいです。たまの部屋遊び以外は基本的にげケージで飼っているのですが、最近ケージのエサ入れにエサを入れようとするだけでブーブーと低い声で威嚇し飛びかかってきます。最初は、エサ入れをひっくり返してエサを食べられなくなっていたので元に戻してあげようと手を入れたのが悪かったようで、飛びかかってかじられました。その際びっくりして叩いてしまったため、そのとき以降エサのたびに威嚇してきます。エサを食べているとき、あげるとき以外にケージに手を入れても威嚇行為はありません。エサの量が少ないためがっついてくるのかと思ったのですが、いまは体重の5%を朝と夜2回に分けて与えていますしチモシーも食べ放題にしています。生後4ヶ月のうさちゃんにはこれだとペレットの量は少ないのでしょうか?あまりペレットばかり与えるのは良くないと書いているものもあれば、その子が1度で食べきれず余すくらいの量が適量と書いているものもあり、どのくらい与えていいのかわかりません。エサをあげるときにかじってこないようにするにはどのようにすれば良いのかわからず、また、かじられてカッとなって叩いてしまうダメな飼い主である自分にも嫌気がさします。仲良く暮らすためにはどうしてあげたらよいですか?お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いします。(一部中略)
生後4ヶ月ということですので、早い子であればそろそろ思春期なども迎える頃かもしれません。自分の縄張りや優位性(強さ)を示すような行動を見せ始める時期ともいえます。今回のうさぎさんの場合は、食事の時間の際に飼い主さんが手を入れるという行為に対して威嚇している様子が見られているようです。餌入れがひっくり返った時に対応した飼い主さんの反応を覚えていて、うさぎさんなりの解釈ができてしまっているのかもしれません。よかれと思って対応した行動ののちに起きてしまった状況が、うさぎさんにとっては逆の意味で捉えてしまっている可能性があるのではないでしょうか。だからこそ食事に関する時の反応にだけ威嚇するという行為が見られているといえるのだと思います。そうでなければどのシーンでも、ケージの中に手を入れたりすることで、威嚇する行為が見られるのだと思います。見られる場面が予想できるといえますので、その時の対応を変えてみていただくことで、うさぎさんが別の行動をとるようにならないかと観察していただけることだと思います。食べている時には近寄らずに食べることに専念してもらうことも大切です。ケージの外に出してあげる時間帯を食事の前にするなどして、ケージの中にうさぎさんが居ない時にペレットを与える方法も取れることだと思います。また、一旦キャリーなどにうさぎさんを移動してから、ペレットを与えてまた戻すという方法もできると思います。与えるペレットの量は、うさぎさんそれぞれの適正体重の3~5%が一日に与えていただける量になります。生後4ヶ月ですので、成長段階によってはそろそろ制限していただけることだと思います。今の体重や体格がうさぎさんにとって理想的であるのか、もっと成長できるのかということを獣医師や専門店で見ていただくとよいでしょう。骨格や肉付きなどからある程度の体重が見えてきます。その体重を指標として与えるペレットの量を換算していただけます。ペレットの与えすぎは好ましくありませんので、適量を見極めていただくことはとても大切です。食欲旺盛な子の場合はペレットを制限されることで満足できない状況も見られることがありますが、チモシー牧草をたくさん食べてもらうことでその食欲を満たしてもらえる環境にもなります。まずは今の成長状態が良好であるのかどうかを専門家に診ていただきましょう。そして見えてくる理想の体重に近づくことができるようにペレットの量を決めていただくことになると思います。威嚇される場面を予想しながら、そうさせずに済む環境にしてうさぎさんの行動を観察していただくということになると思います。新しいルールを見つけていただければ、そのルールをうさぎさんも受け入れてくれるようになると思います。
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