トイレの場所が変わります
8月の下旬から2ヶ月のネザーランドドワーフ(男の子)を飼っています。ペットショップにいた時とトイレやお家や餌入れを同じ位置にしています。最初に用意した餌入れだとチモシーをたくさん溢して食べているので、浅くて広めの木製の餌入れに変えたのですが、餌入れの中に入っておしっこをしてしまいました。二日目もおしっこしてしまったので元の器に戻しました。色々試行錯誤して、今までの餌入れの下にうさぎ用のマット(藁などで編んであるもの)を敷いてみたのですが、早速そこでもおしっこしてしまいます。餌入れの時と同じで、新しいものを入れるとそこでおしっこをして、トイレではしなくなってしまいます。きちんとトイレで出来る子なのですが、慣れるまで仕方ないのでしょうか?慣れればまたトイレでしてくれるようになるでしょうか?
餌入れやマットなど、新しいものをケージの中に取り入れた時に、そのものの中や上でおしっこをしてしまっているようです。餌入れやマットなどの上でもおしっこをしてしまうケースは、実はよく聞かれる話でもあります。特に子うさぎさんの場合は、ペレットや牧草を食べる時に夢中になっている姿が見られることだと思いますが、餌入れの大きさや設置位置などによってはその中に入ってより食べやすい環境を見出す時もあります。そして食べながら排泄してしまうことも少なくないですので、餌入れの中でのおしっこや糞が見られてしまうのです。固定式の器であれば、うさぎさんの体の大きさに合わせてある程度の高さをもって設置していただくことで、簡単には餌入れの中に入ることがなくなりますので、再度試していただける部分もあると思います。ただし、大きさがある程度広いタイプの器の場合は中に入ることができるとわかりますので、高さをもって設置してもその中に入って食べる様子も見られることがあります。また、今回の場合は、新しいものを取り入れた時に見られているという関連性が見えています。においつけといった意味合いで見せている可能性も十分にあるのではないでしょうか。もともとはトイレの場所も認識していてトイレを使っているうさぎさんですので、生後2か月といっても縄張り意識が芽生えてきていることも考えられます。餌入れから牧草が溢れて落ちてしまうことを軽減するには、与え方自体も考えていただくこともよいのではないでしょうか。ペレットと一緒に入っていることで、牧草よりも嗜好性のあるペレットを選んで食べていることも考えらえます。ペレットと牧草を分けてみることもよいのかもしれません。ペレットは餌入れから、牧草は牧草専用(牧草入れ)で与えられるような方法で観察していただくことができると思います。万が一、牧草だけでは興味を示してくれなくてペレットと一緒に与えているという場合は、一度に与える量を少なくしてみるなどして、こぼさずに食べることができたりしないかということを探っていただくこともできると思います。新しいものを取り入れた時に、トイレを使わなくなってしまうということが、食べながら排泄してしまう習性から見られているのか、それともにおいつけや縄張りの主張として見られているのかということでも、今後の行動に変化があるのかもしれません。においつけであるならば、新しいものが自分のものだと認識するようになることで、行動に変化が見られることもあると思います。ただ、うさぎは行動を習慣化することも少なくありません。においつけのためだった行動が習慣として残ってしまうことで、そのままおしっこの場所が変わってしまう可能性も考えられるのです。排泄する時のうさぎさんの様子も今一度確認していただくとよいと思います。においつけのために行っている様子なのか、それとも明らかにトイレの場所として使っているのか探ってみてください。見られる印象によっては、やはりマットを取り除いていただくことで、トイレの場所が戻るともいえるのかもしれません。
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