お迎えしたうさぎさんが見せる行動について
先日16日から6月中旬頃に生まれたロップイヤーのオスを2匹ペットショップから家にお迎えしました。そのうち白い子はだんだん馴染んできてのびのび足を伸ばすようになりましたが、黒い子がとても臆病な子なのか最初数日はげケージでちぢこまり、なでると目を見開き固まる感じでした。便には不備はなく毎日しっかり大量におしっこも糞もしており、場所が変わっても今では一箇所でするようになりました。3日目くらいからだんだんケージ内で足を伸ばしくつろぐ姿が見え、リビングで一日2回同じ時間に一時間放すのですが、その時は2匹ともとても仲良くお尻の匂いを嗅ぎ合ったり毛づくろいをしたり顔をすりよせたり一緒に寝たり、走り回ってはしゃぎますが、最近黒い子がだんだんケージに篭もりがちになってきて心配です‥。彼と暮らしており、黒い子は触らない方が伸び伸びするので、最初は確認するかのように近づいては離れてを繰り返しから始まり、5日目くらいには匂いを嗅ぎ舐める時もありましたが、彼が抱っこしたり、料理の際のフライパンで焼く音、なでるようになったりしてからだんだん心を閉ざすようになりました。ケージの開け閉めや掃除の際もゆっくり声をかけながら触らず見ていたときはよかったのですが、ケージに戻す際どうしても抱っこしなくてはならず、逃げ回るのでそっと追いかけたりしたとき一度下痢をしていまい、どうしたら慣れてくれるか調べたり、アドバイザーさんに聞いたりすると、そっとケージの中での撫でたり話しかけたりするコミュニケーションを増やしたほうがいいかもしれないとのことで、声をかける頻度を増やしたり、放してる際に手にペレットを乗せて近づいたときに手で食べさせては撫でたりしながら、あとはこちらからは触らないようにしていましたが、ケージに戻す際どうしても戻ってくれず一度スタンピングをされてしまい、構えば構うほど怖がらせたり離れていく感じがし、今ではケージの中で足を広げぐたっと寝転ぶところからすっかり角で座りこんでいたり、草の隠れ家にずっと居座ることのが増えてしまいました‥。うさぎは懐きにくく焦るとだめだと、あと嫌がることをし続けると二度となつかなくなると読みました‥。フライパンでお肉を焼く際もスタンピングを一度したこともあり、本能的に食べられるという恐怖があるのか、音が怖いのか、それも慣れさせるべきなのか慣れてくれるのか‥とても神経質になってしまいます‥。この黒い子の場合コミュニケーションを取らない方が伸び伸びするタイプなのかな‥?と昨日からまた触らないようにしていますが、どうしたらその子にとってくつろげる家になるのか悩んでいます‥。ペットショップにいた頃は2回目会いに行った時には膝の上で毛づくろいで顔をふいたり、体にピタッとくっついてペットショップの外で寝転ぶくらい懐く子だっただけに怖いのかなと心配です‥。ケージに戻す際はここ2日は自分から逃げるように入るのでわざと遠くからそっと声をかけながら近づきケージに自分から入るのを見てから閉めて追いかけないように触らないようにしていますがどうしたらいいのでしょうか‥。(一部中略)
うさぎさんをお迎えすることで、それまでショップで過ごしていた様子とは違った状況を見せることも少なくないのかもしれません。うさぎさんにとっては環境がガラッと変わることですので、その新しい環境に対して警戒することもあります。またそれまでと取り巻く環境が違ってくいることで、そのことで見られる行動や状況に新たな発見が見られるようになることもあるのだと思います。複数のうさぎさんをお迎えしたということですが、それぞれの個性がすでにもう見えてきているようです。今回のご質問にあるうさぎさんは、どちらかというと警戒心を持っている子のようです。料理や掃除の際に出る音やにおいなどにも反応していますので、環境の変化にも敏感なようですね。お迎えしてからの様子を見てみるとくつろぐ様子も見せていましたので、新しい環境も受け入れてくれていることと思います。生活音については、一緒に過ごすことでどうしても受け入れてもらうしかない部分がありますので、これらの変化に敏感な子だということを受け止めていただきながら、接していただくことになると思います。事前に声掛けをしながら行うことや、それでも反応が強く見られる時には、一時的にケージを移動してみるなどして、影響を受けにくい環境を作って様子を観察していただくこともできると思います。我慢してその場にいるよりも、苦手なことから避難しているほうがうさぎさんのストレスが少ないようならば、そのことも対応のひとつといえると思います。ただし、飼い主さんがあまりに過剰に反応して、些細なストレスも排除するなどの過保護な状況を与えてしまうと、今後考えられる通院などにかかわってくるストレスを受け入れられなくなる場合も考えられるのです。ストレスに弱いうさぎではありますが、生活の中での小さなストレスを克服していくことで、大きな変化に対してもさほど大きなストレスと感じずに過ごすことができるようにもなるのです。ですので、うさぎさんの性格と、取り巻いている環境の状況に応じて、対応法を見つけていただきたいのです。お年頃の年齢にもなってきますので、仲が良いとはいっても縄張りの主張なども見らえるようになりますので、ケージから放す時には別々にしてあげるほうがよいと思います。文中に一緒に過ごしている様子がありましたので、今でもまだ一緒に放しているという状況ならば、それを変えていただくことでも、見られる行動に変化がでることもあります。自分だけの遊び場を与えられることで安心して探索ができますので、ケージからも率先して出てくることが考えられるようにもなります。この時の縄張りも、それぞれのうさぎさん事で違ってくるように仕切ってあげると、自分専用の縄張りができますのでなおよいと思います。また、縄張りが決まることで、ケージに戻す時に追いこむ範囲が狭まります。遊ぶ時間が終わる時、大好物をケージの中に入れてあげるなどして、自ら戻ることを誘導してあげることもできますので、こういった方法も試していただけると思います。思春期に入ることで自我も表現するようになってきます。飼い主さんべったりといった甘えん坊の子ではないようですから、うさぎさんのその個性を尊重しながら接していただくことでよいのではないでしょうか。撫でるという行為だけがうさぎさんとのコミュニケーションではないと思います。撫でられることがあまり得意ではない子もいますので、そういった個性を受け止めていただくことも大切なのだと思います。また飼い主さんが撫でたいと思った時に、うさぎさんが撫でられたいと思っていなければ、避けられてしまうことでもありますし、撫でられたくないのに撫でてしまっている状況は、うさぎさんにとっては今じゃないんだけどな~という心の声も聞こえてきそうではないでしょうか。また撫でられる好きな場所も、それぞれのうさぎさんで違っていることでもあります。タイミングと撫でられない場所などは、うさぎさんと一緒に過ごし、様子を観察することで初めて見えてくることなのだと思います。コミュニケーションの方法は、それぞれのうさぎさんやご家庭ごとで違っていてよいのだと思います。うさぎさんと一緒の生活がスタートしたばかりですので、焦らずにゆっくりと、そしてうさぎさんのペースも見ながら距離を縮めていっていただきたいと思います。
横浜店045-762-1232
恵比寿店03-5774-5443
洗足店03-5726-8670
柴又店03-6657-9524
吉祥寺店0422-26-6064
二子玉川店03-3700-3885
オリナス錦糸町店03-5809-7508
海老名ビナウォーク店046-200-9910
グランベリーパーク店042-850-7041
レイクタウン店048-940-8346
幕張新都心店043-441-7307